太平聖恵方巻八解説と全文（外字に今昔文字鏡使用）
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芩 13 瘀 3 腠
1 蔯 1晡 1噦 8 漐 7 芤
2 瘲 1 縈
2 濈 5
惕 1 瞤
1 濇 7 踡
4 芷 1 嗌 2 撙 1 駃
2 癓 1 潎 2 欬 8
瘈 1 瀼
2 黧 1 稸
2 脬 1 剉 50 泆 1 煨
2 瓤 1
勻 3 餳
1 𦸈 1 𧁾 1 茀茀
1 胷 5 𦙄 21
太平聖恵方巻八（淳化本傷寒論）解説
太平聖恵方は北宋初期に成立した処方数16834方を擁する大部の医学全書である。
成立年代が早く（王懐隠らが992年に編纂）、校正医書局における宋儒（林億ら）の校訂作業を経ていないという点で、宋以前（隋・唐時代）の旧態を保持している可能性が高いと考えられる。
［太平聖恵方巻第八の構成について］(go top) (目次へ)
太平聖恵方巻第八は宋板傷寒論あるいは金匱玉函経の雛形と言うべきもので、傷寒の病態論と診察法、基本的治療方針を提示し、三陰三陽の流れに沿った記述と、各種治療方法の適応と禁忌を示した可不可篇、および処方集から構成されている。淳化年間に成立した傷寒論と言う意味で「淳化本傷寒論」と呼称されることがある。以下に章立てを示し、小解説を付す。
太平聖恵方巻第八の構成 と 小解説
傷寒受病日數次第病證:傷寒の治療原則を論じた篇 (解説へ) (本文へ)
辯太陽病形證 辯陽明病形證 辯少陽病形證:宋板傷寒論の三陽病篇に相当 (解説へ) (本文へ)
辯太陰病形證 辯少陰病形證 辯厥陰病形證:宋板傷寒論の三陰病篇に相当 (解説へ) (本文へ)
辯傷寒熱病兩感證候:陰陽「両感」について論じた篇 (解説へ) (本文へ)
辯傷寒熱病不可治形候:治療不能の病態を論じた篇 (解説へ) (本文へ)
辯可發汗形證 辯不可發汗形證 発汗法の適応と禁忌を論じた篇 (解説へ) (本文へ)
辯可吐形證 辯不可吐形證 吐法の適応と禁忌を論じた篇 (解説へ) (本文へ)
辯可下形證 辯不可下形證 下法の適応と禁忌を論じた篇 (解説へ) (本文へ)
（以上六篇は宋板可不可篇に相当）
辯可灸形證 辯不可灸形證 灸法の適応と禁忌を論じた篇 (解説へ) (本文へ)
辯可火形證 辯不可火形證 火(加熱)法の適応と禁忌を論じた篇 (解説へ) (本文へ)
辯可水形證 辯不可水形證 利水法の適応と禁忌を論じた篇 (解説へ) (本文へ)
傷寒三陰三陽應用湯散諸方［五十道］ 処方集 (解説へ) (本文へ)
宋板傷寒論を構成する各篇のうち、霍乱病篇、陰陽易差後労復病篇および発汗後、發汗吐下後病篇を除いた各篇がそろっている。
［太平聖恵方巻第八各篇の紹介］
傷寒叙論は傷寒の病態論、および一般的治療原則について論じた篇である。
底本は長文二条文である。活字化に際しては他本を参照し、これを分割した。
前半（本書では叙1～9）の条文は宋板傷寒論傷寒例、諸病源候論、外臺秘要あるいは千金方にも見られる素問熱論からの引用文である。
基本的な治療原則として「陽病發汗、陰病吐下」が論じられている（聖8-叙6）。
また、春夏秋冬四季の違いによる治療法の相違も論じられている（聖8-叙8）。
この中で柴胡の単独使用について論じられている点（若無圓散及煎。但用柴胡數兩煎服）は、柴胡を解表剤として認識していると考える点で興味深い。
後半は發汗吐下の適応と禁忌（所謂可不可）について、および小児、女子の治療について論じられている。この章は基本的に宋板傷寒論傷寒例と同様の内容を論じている。
傷寒の脉状について論じた篇である。基本的に宋板傷寒論弁脉法と同様の条文が同じ順番で並ぶ。
一部、現行宋板傷寒論弁脉法と表現に相違があり、宋板よりもむしろ意味が通じる（宋板の誤を訂正できる）と考えられる条文が存在する。
第三条文（聖8-脉3）前半「凡陰脉不足。陽往乗之。陽脉不足。陰往乗之」
この部分は宋板では「陰脉不足。陽往従之。陽脉不足。陰往乗之」である。
陰分の不足に従い、陽分も不足する、という宋板の記述は、陽気は物質的な陰気に従って散布され、陰分の絶対的不足状態では陽分の布達もこれに従い低下する、という亡陰亡陽の病態の解説として理解可能ではある。
しかし、この部分はむしろ陰陽失調に伴う陽分の相対的過剰を論じた条文であると考えられるので、陰虚陽亢に伴い熱状を呈する病態として、太平聖恵方の「陽往乗之」の表現が妥当と考えられる。
相生相克相乗相侮の関係からは太平聖恵方の表現の方が意味が通じるようである。
第五条文（聖8-脉5）「脉潎潎如羮上肥者。陽氣微」
宋板では「脉瞥瞥如羮上肥者。陽氣微」とされている部分である。
「瞥瞥」はちらっとわき目で見る、と言うほどの意味であり、意味が通じない。
「潎潎」には「水中の魚の群れに手を入れると魚が左右にすっと別れる様」と言うほどの意味があり、「脉潎潎如羮上肥」は魚が逃げるように、羹（にこごり）上の脂がふわっと別れるような脈、というほどの意味になり、了解可能となる。
なお、「潎潎」の表現は脉經にも見られる。
「寸口脉潎潎如羮上肥陽氣微」（脉經巻第四辨三部九候脉證第一）
「三部脉潎潎如羮上肥長病得之死卒病得之生」（診三部脉虚實決死生第八）
太平聖恵方巻八は宋改を経ていない古伝傷寒論であり、脉經は宋改を経ているとは言え三世紀に端を発する書物である。太平聖恵方巻八、脉經両者に潎潎の文字が用いられていることより、古代の傷寒論の弁脉法の条文は脉潎潎であったことが推測される。
ただし、敦煌文書S.202にはすでに 脉瞥瞥如羮上肥者 の表現があり、かなり早い時期に 潎潎 の表現が 瞥瞥 に変化したものか、あるいは 潎潎 と 瞥瞥 の表現の異なる二種類のテキストが別々に伝わっていた可能性も考えられる。
劉渡舟は傷寒論校注において『瞥通潎、虚浮貌』即ち潎と瞥とは音通（読みが同じである場合、違った文字を使う）の関係にあるとしている。
傷寒日数に従った病態の変遷と治療方針について論じた章である。
素問熱論を引用し、「陽病發汗陰病吐下」の治療原則が論じられている。
傷寒四日の吐方の適応（故得病四日。膓満而嗌乾。其病在胷膈。故可吐而愈也）は現伝素問には見られず、諸病源候論に見られる表現である。
上記各篇において、傷寒の病態像、脉による診断法、傷寒日数による病態と治療原則を提示した後、本篇以降三陰三陽の各ステージにおける傷寒治療が論じられる。
三陰三陽形式での傷寒論は現伝脉經、千金方には見られず、千金翼方にも現れるが宋板傷寒論同様の整った形の三陰三陽篇は太平聖恵方巻八が最古のものである。三陰三陽篇が現伝宋板傷寒論の祖形と言える点、林億らがこの本をみていた可能性は十分ある、という点から、節度使高繼沖がもたらした傷寒論（と林億序文にある）がこの太平聖恵方巻八ではないか、として、本書を「高繼沖本傷寒論」と呼ぶ向きもあるが、定かではない。
太陽病においては桂枝湯、桂枝附子湯などの発汗法から論じられている。
太平聖恵方において特徴的なのは、条文毎に処方が提示されていることである。すなわち、他の傷寒論（宋板あるいは千金翼方、金匱玉函経）では単に病態論の条文として挙げられている条文が、本書においては処方指示条文として論じられているのである。
傷寒論は傷寒の治療を論じた書物であり、病態論、および各ステージでの治療方針はすでに前章までに論じられているのであるから、太陽病篇以下の部分で再度病態論を論じる必要はない（外臺秘要では諸病源候論、あるいは素問の病態論を章の始めに示し、次に処方指示条文を示すという編集方針を取っている）のであるから、本書のごとく条文毎に対応処方を指示する表現形式が治療書としての傷寒論にふさわしい形なのかもしれない。
次に特徴的なことは各条文の処方指示の大多数が「宜桂枝湯」など「宜」の表現になっていることである。 宋板傷寒論では処方指示において「主之」「宜」「可与」「属」などの異なった表現が条文によって存在しており、これらの表現の相違が処方の意味合いの軽重を表している、とする解釈がしばしば見受けられる。
しかし、宋板傷寒論のみに限っても、同じ篇の中で各篇初頭の一字下げ条文と本文の条文とで処方指示が異なる例が少数見られる。三陰三陽篇と可不可篇との比較では、同一条文における処方指示は大多数で異なっている（指示処方すら異なる場合もある）。
これらの事実から考えると、臨床応用に際して、「主之」「宜」「可与」「属」の相違を重要視する必要性はあまりないのではなかろうか。
太平聖恵方巻八で、処方指示が大部分「宜」となっているのは、宋板の示すように元来「主之」「宜」「可与」「属」が区別されていたものが、隋・唐時代以降宋までの伝来の経過中に忘れ去られたものであろうか。外臺秘要には処方指示がほとんどないことを考え合わせると、むしろ宋板編集時に林億たちが細かい作業を行ったのであろうか。
陽明病の病態定義が第一条文で示されている。
（聖8-36）「 傷寒二日。陽明受病。陽明者胃中寒是也。宜桂枝湯 」
傷寒（寒の邪に傷られた病態）が陽明に転属したのであるから、寒邪が胃中に入る、というきわめて当然の論である。また、陽病であるから治療は発汗法が原則であり、桂枝湯を用いる、というこれまた素問や諸病源候論に準拠した治療概念が示されている。第二条文以降も麻黄湯などの發汗法が指示されている。
「陽明病胃中寒」は千金翼方も同文で、宋以前の一般的な傷寒概念であったと考えられる。
この概念は宋板傷寒論においても完全に否定されている訳ではなく、細字注で胃家実［一作寒］と明記されている病態論でもある。細字で現された「一作寒」（胃中寒としている本もありますよ、という注記）は注解傷寒論において他の細字注とともに削除され、注解傷寒論を踏襲したそれ以降の版本ではお目にかかれない。
逆に考えると、陽明病の定義を陽明病胃家実のみとする傷寒論は注解本以降のもの、少なくとも注解本以降の傷寒概念の影響を受けたものと考えられはしまいか。
陽明病の主要定義を胃中寒とすると、素問熱論系統の陽病發汗がそのまま治療法として応用され得る。一方、陽明病の定義を胃家実とすると、治療は下法が原則となる。
千金翼方においては陽明病の主要定義を胃中寒とし、陽明病の細分類として胃家実をもってくる、という折衷案を提示している、と考えると、それぞれのテキストの原本の成立順位が想定できるようである。
陽明病第九及び十条で、文頭に「冬陽明病」とある。これは千金翼方では同様に冬陽明であり、金匱玉函経では「各陽明」と意味不通となって残されている。
少陽病は宋板傷寒論少陽病篇同様に六条文と条文数の少ない篇である。
この章では、前記脉法あるいは叙論、傷寒日数次第において「陽病發汗」とし、三陽病は發汗という原則を提示していたにもかかわらず、柴胡湯のオンパレードで、少陽不可吐、不可發汗の病態論が論じられている。いわば、太平聖恵方巻八は太平聖恵方巻十のような強烈な發汗法主体の治療概念と宋板との中間的な位置付けにあるということであろうか。
太陰病篇は攻撃的な条文を残す。すなわち、承気湯による下法を論じた条文が存在している。一方で、第三条文「臓有寒。當温之以四逆湯」と、温裏法の適応も同時に指摘している。すなわち、太陰病において、病態に応じたダイナミックな治療法の選択肢があることを示しているようである。
宋板傷寒論太陰病篇においては桂枝湯、桂枝加芍薬湯、桂枝加芍薬大黄湯しか挙げられておらず、温裏法も四逆輩という曖昧な表現になっている（巷間言われるような、「人參湯は太陰病の処方である」などということは宋板傷寒論には記載されていないのである。）ことを考えると、太平聖恵方巻八の表現は下法と温裏法の両論併記という、時代の変遷を反映したものなのかもしれない。
素問熱論流の傷寒の病態と治療方針に従えば、少陰病においても吐下法が主体となる。本篇では承気湯の条文が目立つ。また、第二十三条において、吐法に瓜蔕散を指示している。第二十三条は宋板傷寒論、千金翼方、脉經、金匱玉函経いずれにもみられる条文であるが、この病態での吐法の処方を瓜蔕散と指示しているのは太平聖恵方の本条文のみである。
厥陰病は十三条文からなる。本篇においても下法の条文が多く認められ、素問流の思想の影響が強く感じられる。
宋板傷寒論の一般的解説として、陰病は温裏法を主体とする。とされているが、太平聖恵方巻八に見た陰病の下法を指示した条文と同様の「陰病の下法」の条文は宋板にも存在している（太陰病の桂枝加芍薬大黄湯、少陰病や厥陰病の承気湯類）。これらの条文は「邪が熱化して陽明に転属した」という解釈が成無己の注解傷寒論以降一般的であるが、実は素問熱論に忠実な思想に基づいた正統的古伝傷寒論が依残したものではなかったろうか。
この篇は陰陽ともに病を受ける「両感」について論じられている。第三条文は宋板傷寒例第十二条とほぼ同様の内容を論じている。
傷寒における治療不能な病態を論じた篇。宋板傷寒例、弁脉法、脉經、霊枢および諸病源候論など広範な書物にでてくる条文が引用されている。
本篇以降辯可温形證までは「可不可篇」と称される編集形式で編まれた傷寒論である。發汗吐下、灸、温冷などの各種治療法についての適応と禁忌を論じたものである。元来、傷寒の病態と治療方針は素問熱論や諸病源候論に論じられており、「陽病發汗陰病吐下」という基本方針が明示されているのであるから、臨床実践書としての傷寒論には具体的な治療方針のみを論じれば事足りるのではなかろうか。
今日、現代医学においても「今日の治療指針」「循環器疾患の治療」などの臨床実践書には、解剖学や病理学、診断学（症候学）は理解したものとして治療のみが記載されているのである。夜間、救急外来であわてて目を通す類いの臨床医学書に、「そもそも心臓とは」から記載されていても困るのである。それよりは、「AMIと診断したら、発症からの時間によって対応が違います。t-PA使えるのは６時間以内（適応）、それ以降は使えません（禁忌）。胸痛に対してニトロは無効（適応外）ですが心負荷軽減目的では血管床を広げる薬理作用があり、ミリスロール等を用います（有用）。胸痛対策にはモルヒネ等を用います（適応）。NSAIDは用いません（禁忌）。アスピリンは血小板凝固対策として使用します。まず酸素投与、安静、血管確保を行うこと、患者さんに不安を与えないように。」と言った具体的かつ明確な治療方針、適応と禁忌が示されているのが通例であろう。
一段落ついて、患者さんの家族に説明する段になって、今度は「心臓はそもそも体の中心にあるポンプで」と初心者向け解説が始まるのである。この場合、解剖や生理、病理などの簡単な解説パンフレットが役に立つ。
すなわち、生理、病理を理解しているプロの現場向けにはコンパクトな治療指針書のみで十分であり、素人向けに解説が必要な場合に総合的な解説書が有用と言うことであり、この事情は昔も今もそう変わらないのではなかろうか。
このように考えると、三陰三陽の病態に応じた各論よりも、發汗吐下それぞれの治療法についての適応と禁忌を論じる可不可篇のスタイルの方がプロフェッショナル仕様、ということになりはしないか。
現存する医学全書の中で、出自の明確な最古のものとして「脉經」がある。現存本は宋の改訂を受けたものではあるが、この巻七はまさに宋板傷寒論可不可篇と相似形をなしている。同様に脉經巻八が現伝金匱要略と相似形をなしていることからも、古来の傷寒論（傷寒雑病論）は可不可形式、および諸症候別の記載がなされていたのではないかと推測されるのではなかろうか。
また、本書太平聖恵方巻八において可不可篇は治療方法の可不可についてのみ論じ、具体的な処方名は出てこないことも特徴的である。
可發汗形證においては太陽、陽明の發汗適応が論じられている。10条文。
不可發汗形證においては、裏證や営衛不足での發汗禁忌が論じられる。12条文。
辯可吐形證では胸中の邪（結胸、胸満）に対する吐法の適応が論じられる。嘔吐成功後の服薬中止など、服薬指導も論じられている。6条文。
辯不可吐形證では太陽病、少陰病その他における吐法の禁忌が論じられる。
妊産婦への吐法の禁忌が論じられた条文は他本に例をみない。6条文。
陰病および日数の経過した病態への下法の適応が主題である。宋板傷寒論可不可篇においても、同様に「陰病の下法」が論じられているのである（素問熱論流）が、注解傷寒論では可不可篇が大量に削除されてしまい、宋板傷寒論と言えども実は素問流傷寒論を決して否定しないものであったことが判然としなくなるのである。
陽病、結胸、四逆における下法禁忌が論じられる。12条文。
灸法の適応4条文。
脉状による灸法禁忌1条文。
下痢後の腹部温罨法1条文。宋板傷寒論には採用されていない条文であるが、脉經巻七、千金翼方巻十傷寒宜忌には類似条文が存在しており、古来行われていた救急医療法であったことが伺われる。
脉状と陽病での温罨法の禁忌。4条文。
飲水による治療法、今日の補液に相当する病態論。3条文。
喘や腹中熱の存在に対する飲水禁忌を論じる。3条文。
「火法」が温罨法であるのにたいして、こちらは温裏法である。
陽病、陰病それぞれについて、「寒の存在」にたいする温裏法の適応を論じる。7条文。
本編は処方集であり、50処方についての処方内容、調剤方法が論じられる。
第一処方の桂枝湯は桂枝、芍薬、甘草、生薑、大棗という宋板傷寒論同様のおとなしいものであり、太平聖恵方巻九の激烈な桂枝湯とは異なる。全体に宋板傷寒論に近い処方構成である。
薬量と調剤方法はかなり特徴的である。ほとんどの処方が生薬を擣き砕いて篩にかけた散末を水に混ぜ、その後矯味剤としての生薑、大棗を入れて煎じ、去滓後服用することになっている。この方法であると、散末として用いたものについては生薬の有効成分の多くを摂取できるので、全体を煎じとして用いる場合に比較して少ない薬用量で同等の効果（水抽出のみでなく生薬全体を摂取すると言う意味では同等以上の効果）が期待できるという点で、宋板の煎出法からの進歩が伺えるものであろう。
太平聖恵方巻八全文の活字化を示す。底本はオリエント出版社版太平聖恵方（南宋紹興本影印本）を用いた。各条文に条文番号を付した。各条文に対応する類似条文の条文番号を併記した。
以下に類似条文番号の解説を示す。
宋1 は宋板傷寒論三陰三陽篇正文（篇首の一字下げ条文群に続く条文群）第1条文であることを示す。条文番号は東洋学術出版社版に準拠した。
宋可2 は宋板傷寒論可不可篇正文（篇首の一字下げ条文群に続く条文群）第2条文を示す。
林3 は宋板三陰三陽篇各篇初頭の一字下げ条文群の第3条文である。
林可4 は宋板可不可篇各篇初頭の一字下げ条文群の第4条文である。
ここで「宋板傷寒論」とは明趙開美版仲景全書本宋板傷寒論を指す。ちまたに出回っている「宋板傷寒論」の多くは各篇初頭の一字下げ条文群を無視した不完全版であることに注意。
翼5 は千金翼方巻九からはじまる傷寒論の三陰三陽篇第6条文を示す。
宜6 は千金翼方巻十傷寒宜忌（可不可篇に相当する）の第6条文であることを示す。
千金翼方の底本は元大徳版千金翼方（オリエント出版社影印本）を用いた。条文番号は牧角が付したものを用いた。千金翼方巻九・十の傷寒論は近日中にアップします。(^_^)V
玉函7 は金匱玉函経三陰三陽篇第7条文を示す。
玉可8 は金匱玉函経可不可篇第8条文。
金匱玉函経の底本は清陳世傑本（燎原書店影印本）を用いた。条文番号は牧角が付した。
外臺 は外臺秘要を示す。外臺の欄の
1-21b は巻1第21帖左側(b)の条文であることを示す。
外臺秘要の底本は宋版外臺秘要方（オリエント出版社影印本）を用いた。条文番号はオリエント版に準拠した。外臺秘要に収載された傷寒論関連条文の抜粋活字化は間もなくアップ作業にとりかかる予定です。(^^)ﾉ☆
脉 は脉經を示す。脉7-1-12 は脉經巻七の第１編第12条文であることを示す。
脉經の底本は倣宋本脉經（オリエント出版社影印本）を用いた。条文番号はオリエント版に準拠したが、一部異なるものもある。
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本文は「太平聖恵方」巻第八の全文を活字化したものである。（初出1995. 6.24）（発信元変更2000/11/5）
底本はオリエント出版社版影宋版「太平聖恵方」影印本を用い、難読部分および句点については人民衛生出版社版「太平聖恵方」および銭超塵編「傷寒論文献通考」(1993.中国学苑出版）を参照した。活字化に際して、人民衛生出版社版太平聖恵方には多数の誤字及び条文の逸脱があること、また、「傷寒論文献通考」は人民衛生版を底本に用いたため、結果として校勘に誤りを生じている部分が少なからず存在していることが判明した。
今後の研究に際し齟齬を来さぬよう、敢えて銘記する次第である。
淳化本（高繼沖本）傷寒論 －目次－ (go top) （解説へ）
太平聖恵方巻第八［凡二十五門論二十四首方計五十道］
傷寒叙論 辯傷寒脉候 傷寒受病日數次第病證 辯太陽病形證 辯陽明病形證
辯少陽病形證 辯太陰病形證 辯少陰病形證 辯厥陰病形證 辯傷寒熱病兩感證候
辯可發汗形證 辯不可發汗形證 辯可吐形證 辯不可吐形證 辯可下形證
辯不可下形證 辯可灸形證 辯不可灸形證 辯可火形證 辯不可火形證
傷寒三陰三陽應用湯散諸方［五十道］
（注：便宜のため17条文に分割した。原文は叙1～9・叙10～17の二文である。）
聖8-叙1 論曰。春氣温和。夏氣暑熱。秋氣清涼。冬氣冰冽。此四時正氣之序也。冬時嚴寒。萬類深藏。君子固密。則不傷於寒。或觸冒之者。乃爲傷寒爾。其傷於四時之氣。皆能爲病。而以傷寒爲毒者。以其最爲殺癘之氣焉
(類似文：宋板傷寒論-傷寒例2-)
聖8-叙2 即病者名曰傷寒。不即病者。其寒毒藏於肌骨中。至春變爲温病。至夏變爲暑病。暑病者。熱重於温也。是以辛苦之人。春夏多有温病。温病者。皆由冬時觸冒寒氣所致。非天行之氣也
(類似文：宋板傷寒論-傷寒例3-)
聖8-叙3 凡天行者。爲春時應暖而反大寒。夏時應熱而反大冷。秋時應涼而反大熱。冬時應寒而反大温。此非其時而有其氣。是以一歳之中。長幼之病多相似者。此則天行之氣也
(類似文：宋板傷寒論-傷寒例3-)
聖8-叙4 又土地寒熱温凉高下不同。物性剛柔餐居亦異。是故黄帝興四方之問。岐伯擧四療之能。以訓後賢。開其未悟。臨病之工。宜須詳審也
(類似文：宋板傷寒論-傷寒例11-)
聖8-叙5 又千金云。人生天地之間。命有遭逢。時有否泰。吉凶悔吝。苦樂安危。喜怒愛憎。存亡憂畏。關心之慮。日有千條。謀身之道。時有萬計。乃度一日。是故天無一歳不寒暑。人無一日不憂喜。故有天行温疫病者。則天地變化之一氣也。斯蓋造化必然之道。不得無畏。故聖人雖有補天立極之徳。而不能廢之。雖不能廢之。而能以道御之。其次有賢人善於攝生。調和振節。與時推移。亦得保全。天地有斯瘴癘。還以天地所生之物以防備之。命曰知方。則病無所侵矣。然此病也。俗人謂之横病。多不解療。皆云日満自差。以此致枉者天下太半。凡始覺不佳。便須救療。若至於病。即湯食竸進。折其毒勢。自然而差。必不可令病氣自在。恣意攻人。拱手待斃。斯爲誤矣
聖8-叙6 夫得病一日在皮。當摩膏火灸。淋浴發汗則愈。若不解者。二日在膚。可法針。服解肌散發汗。汗出則愈。若不解。至三日。復一發汗則愈。若不解者。則勿復發汗也。至四日在𦙄。宜服赤小豆瓜蔕散。吐之。則愈。至五日在腹。六日入胃。則可下之。若熱在胃外。如誤下之。其熱承虚入胃。然病要須下者。又不得留於胃中也。若胃實者。熱毒爲病。三死―生。若胃虚者。熱毒入胃。即胃爛矣。微者赤斑出。此侯五死一生。劇者黒斑出。此侯十死―生。以病人各有強弱。人有難易得効相倍也
聖8-叙7 若得傷寒病無熱。但狂言煩燥。不安精釆。言語與人不相主當。勿以火導。但以五苓散三二錢服之。可與新汲水―升。或―升半。可至二升。強飲之。指刺喉中吐之。隨手便愈。若不便吐者。此病皆多不善。勿以餘藥吐也。又此病。不急以猪苓散及吐解之者。其斃連。爾可先以發表。之藥尤佳。病者過日不已則不是熱。不可下之。下之者。熱毒承虚入胃。亦令胃爛斑出也
聖8-叙8 又春夏無大吐下。秋冬無大發汗。若冬及始春天寒。宜服神丹圓。亦可摩膏火灸。若末春夏月初秋。凡此熱月。不宜火灸。又不宜厚覆。宜服六味青散。若無圓散及煎。但用柴胡數兩煎服。傷寒時行。皆可服也。亦可以發汗藥發汗。不但―也。直至再三發汗不解者。當與湯。實者宜轉下之。其脉朝夕駃者爲實癖也。朝平夕駃非癖也。轉湯可早與服。但當少與。勿令下多其間
聖8-叙9 諸虚煩熱者。與傷寒相似。然不惡寒。身不疼痛。故知非傷寒也。不可發汗。若頭不痛。脉不緊數。故知非裏實。不可下也。如此外内皆不可攻。而醫強攻之。必致危損。多死難痊也。虚煩者但當與竹葉湯。若嘔者與橘皮湯。不愈可重與服也。若得病。連服湯藥發汗。汗不出者皆死病也。凡難得汗者可蒸之。如蒸中風法。蒸濕之氣於外迎之。不得不汗出也
聖8-叙10 凡病發熱惡寒脉洪者。便宜發汗。後以粉粉之。勿令著風。若當發汗而其人適已失血。及大下利者。雖不可汗。如此者數與桂枝湯。使體中漐漐汗出。連日如此。自當解也
聖8-叙11 夫表和裏病。下之則愈。汗之則死。裏和表病。汗之則愈。下之則死。夫如是則神丹不可以誤發。甘遂何可以妄攻。然則桂枝下咽。表和則愈。承氣入胃。裏平則痊。明當消息病之状侯。不可亂投湯藥。虚其胃氣也
(類似文：宋板傷寒論-傷寒例21-)
聖8-叙12 經言。脉微不可吐。虚細不可下。此醫之大禁也。凡脉有浮沈。轉能變化。或人得病數日。方以告醫。雖云初覺。視病已積日矣。其疾源已成。非發汗所解。當診其脉。随時救療。必得差也。不可苟以次第爲之。失其機要。乃致禍矣
聖8-叙13 傷寒病三日已内。發汗者。謂當風解衣。夜臥失覆。寒温所攻。賊風相染。易爲惡邪所中也。至於人自飲食生冷過度。腹臓不消。轉動稍難。頭痛身熱。其脉實大者便可吐下。不可發汗也
聖8-叙14 凡人有小病。覺不如常。則須早療。若隠忍不療。翼望自差。須臾之間。以成痼疾。小兒女子。益以滋甚。若天行不和。當自戒勤。小有不安。便須救療。尋其邪由。乃在腠理。陽散以時。鮮有不愈者。若患數日乃説。邪氣入臓。則難可制。雖和緩之功。亦無能爲也
(類似文：宋板傷寒論-傷寒例18-)
聖8-叙15 凡天行病五六日而渇欲飲水者。未宜多與也。爲腹中熱氣尚少。不能消之。便更與人作病深矣。若至七八日大渇欲飲水者。然當與之。常令不足。勿極意也。云能飲一斗者。而與五升。若飲水。腹満。小便不利。若喘若噦者。不可與之。濈然大汗出者已愈也
(類似文：千金翼方巻十-傷寒宜忌111-太平聖恵方巻八可不可篇74-
宋板傷寒論-傷寒例24-宋板傷寒論三陰三陽篇329)
聖8-叙16 凡人得病能飲水者。爲欲愈也。若小渇而強與之。因此成禍者。其數極衆
(類似文：宋板傷寒論-傷寒例25-太平聖恵方巻八-可不可篇75-脉經巻七-7-15-2－太平聖恵方巻八-三陰三陽篇111)
聖8-叙17 凡傷寒病。若錯醫療。禍如反掌。其病有相類者。傷寒。熱病。風温。濕病。陰毒。温疫。天行。時氣。死生不同。形侯亦別。宜審而詳也
聖8-脉1 夫脉有陰陽何謂也。凡脉洪大浮數動滑皆爲陽也。脉沈濇弱弦微皆爲陰也。凡陰病見陽脉者生。陽病見陰脉者死
(類似文：宋板傷寒論-辨脉1-)
聖8-脉2 脉有陽結陰結者何以別之。凡脉浮而數。能食不大便者。此爲實。名曰陽結。期十七日當劇。 其脉沈而遅不能食。身體重大便硬者。名曰陰結。期十四日當劇
(類似文：宋板傷寒論-辨脉2-)
聖8-脉3 病有灑淅惡寒者何也。凡陰脉不足。陽往乗之。陽脉不足。陰往乗之。假使寸口脉微。名曰陽不足。陰氣上入陽中。則洒淅惡寒也。尺部脉弱。名曰陰不足。陽氣下入陰中。則發熱
(類似文：宋板傷寒論-辨脉3-)
聖8-脉4 陽脉浮陰脉弱。弱者則血虚 筋＊急也。其脉沈者榮氣微也。其脉浮汗如流珠者。衞氣衰也。榮氣微者。加燒針。若血留不行者。更發熱而煩躁也
（＊虚 筋：底本が一字空き） (類似文：宋板傷寒論-辨脉4-太平聖恵方巻八可不可篇69－脉經巻七－脉7-16-4)
聖8-脉5 脉藹藹如車之蓋者。名曰陽結也。累累如循長竿者。名曰陰結也。脉潎潎如羮上肥者。陽氣微。縈縈如蜘蛛絲者。陰氣衰。綿綿如瀉漆之絶者。亡其血
(類似文：宋板傷寒論-辨脉5-)
聖8-脉6 脉來緩。時一止復來者。名曰結。脉來數。時一止復來者。名曰縦。陽脉盛則縱。陰脉盛則動。此皆病脉
(類似文：宋板傷寒論-辨脉6-)
聖8-脉7 陰陽相搏。名曰動也。陽動即汗出。陰動即發熱。若形冷惡寒者三焦傷也
(類似文：宋板傷寒論-辨脉7-)
聖8-脉8 病有顫而汗出。因得解者何謂也。凡脉浮而緊。按之反芤。往爲本虚。故當顫而汗出也。以本虚是以發顫。以脉浮故當汗出得解。若脉浮而數。按之不芤。此本不虚也。病若欲自解者。但汗出爾。不發顫也。
(類似文：宋板傷寒論-辨脉11-)
聖8-脉9 又病有不顫而汗出解者。何也。凡脉浮大而數。故自汗出而解
(類似文：宋板傷寒論-辨脉12-)
聖8-脉10 又病有不顫不汗而解者。何也。凡脉自微。此已曾發汗。或吐下。或亡血。内無津液。陰陽自和。必自愈也。故不顫不汗而解
(類似文：宋板傷寒論-辨脉13-)
聖8-脉11 傷寒三日。脉浮數。而微。患人身涼和者。何也。凡有此候爲欲解也。以夜半。脉浮而解者。濈濈然汗出也。脉數而解者。必能食也。脉微而解者。必大汗出也
(類似文：宋板傷寒論-辨脉14-)
聖8-脉12 病欲知愈未愈者。何以知之。凡寸口。關上。尺中。三處。大小。浮沈。遲疾倶等。有寒熱不解者。此脉陰陽爲和平。雖劇令愈也
(類似文：宋板傷寒論-辨脉15-)
聖8-脉13 立夏得洪太脉。是其本位。而病人身體苦疼痛者。須大發汗也。若身不疼痛者。不須發汗。汗自出也。當解也
（類似文：宋板傷寒論-辨脉16-)
聖8-脉14 寸口脉浮爲在表。沈爲在裏。數爲在腑。遲爲在臓。今脉遲。此爲在臓也
(類似文：宋板傷寒論-辨脉18-)
聖8-脉15 趺陽脉浮而濇。少陰脉如經者。其病在脾也。法當下利。何以知之。若脉浮大者。氣實血虚也。今趺陽脉浮而濇。故知脾氣不足。胃氣大虚也。以少陰脉弦而沈。此謂調脉。故稱如經也。若反滑而數者。當知溺膿也。
(類似文：宋板傷寒論-辨脉19-)
聖8-脉16 寸口脉浮。浮即爲風。緊即爲寒。風即傷衛。寒即傷榮。榮衛倶病。骨節煩疼。當須發汗
(類似文：脉經巻七2-13千金翼方巻九太陽68太平聖恵方巻八可不可篇8宋板傷寒論-辨脉20-可不可篇45)
聖8-脉17 趺陽脉遲而緩。胃氣如經也。趺陽脉浮。浮即傷胃。數則動脾。此非本病。因下之所爲也
(類似文：宋板傷寒論-辨脉21-)
聖8-脉18 大發其汗。又數下之。其人亡血。病當惡寒。後乃發熱無休止時。五月盛熱。欲著厚衣。冬月盛寒。欲裸其身。所以然者。陽微即惡寒。陰微即惡熱。此以衣發其汗。使陽氣微。又大下之。令陰氣弱。五月之時。陽氣在表。胃中虚冷。以陽氣内微。不能勝冷。故欲著衣。十一月之時。陽氣在裏。胃中煩熱。以陰氣内弱。不得勝熱。故欲裸身。又陰脉遲濇。故知亡血
(類似文：宋板傷寒論-辨脉22-)
聖8-脉19 脉浮而大。身汗如黏。喘而不休。水漿不下。形躰不仁。乍静乍亂。此爲命絶也。未知。何臓先受其病。若汗出髪潤。而喘不休者。此爲肺絶也。身如煙熏。直視揺頭。此爲心絶也。脣吻反青。四肢漐習者。此爲肝絶也。環口黧黒。大汗發黄者。此爲脾絶也。大小便遣失。狂語。目反視者。此爲腎絶也。又未知。何臓陰陽前絶也。若陽氣前絶。陰氣後竭者死。必肉色青也。陰氣前絶。陽氣後竭者死。必肉色赤。腋下温。心下熱也
(類似文：宋板傷寒論-辨脉24-)
聖8-脉20 寸口脉浮大。而反下之。此爲大逆。浮即無血。大即爲寒。寒氣相搏。即爲膓鳴。醫乃不知。反飲冷水。令汗大出。水得寒氣。冷必相搏。其人即饐
(類似文：宋板傷寒論-辨脉25-)
聖8-脉21 趺陽脉浮。浮則爲虚。浮虚相搏。故令氣饐。而胃氣虚竭。脉滑則噦。脉浮。鼻口燥者。必衂也
(類似文：宋板傷寒論-辨脉26-)
聖8-脉22 諸脉浮數者。當發熱。而灑淅惡寒。若食飲如常者。蓄積有膿
(類似文：宋板傷寒論-辨脉27-)
聖8-脉23 脉浮而遲。面熱如赤顫惕者。六七日當汗出而解。而反發熱者。差遲。遲爲無陽。不能作汗。其身必癢
(類似文：宋板傷寒論-辨脉28-)
聖8-脉24 寸口脉及陰陽倶緊。法當清邪中於上焦。濁邪中於下焦。清邪中於上。名爲潔也。濁邪中於下。名爲渾也。陰中於邪。必心慄也。表氣微虚。裏氣不守。故使邪中陰也。陽中於邪。必發熱。項強。腰痛。脛酸。所爲陽中霧露之氣。故曰。清邪中於上也。濁邪中於下。陰氣爲慄。足膝逆冷。便溺妄出。表氣微虚。裏氣微急。三焦相渾。内外不和也。上焦茀鬱。臓氣即相動。致口爛蝕斷也。中焦不治。胃氣上衝。脾氣不轉。胃中爲濁。榮衛不通。血凝不流。若衛氣不通者。小便赤黄。與熱相搏。因熱作使遊於經絡。出入臓腑。熱氣所過。則爲癰膿也。下焦不和。清溲重下。大便數難。臍腹疼痛
(類似文：宋板傷寒論-辨脉29-)
聖8-脉25 脉陰陽倶緊者。以下焦氣出。唇口乾燥。踡臥足冷。鼻中涕出。舌上苔滑。勿妄治也。傷寒七日已上。其人微發熱。手足温者。此爲欲解也。傷寒八日已上。大發熱者。此爲難治也。設使惡寒者。必欲嘔也。腹中痛者。必欲利也
(類似文：宋板傷寒論-辨脉30-)
聖8-脉26 病六七日。三部脉皆大。心煩口噤不能言。其人躁擾者。此爲欲解也
(類似文：宋板傷寒論-辨脉31-)
聖8-脉27 脉浮而數。浮爲風。數爲虚。風爲熱。虚爲寒。寒風相搏。則灑淅惡寒也
(類似文：宋板傷寒論-辨脉33-)
聖8-脉28 脉浮而滑。浮爲陽。滑爲實。浮滑相搏。其脉數疾。衛氣失度。浮滑之脉數疾。發熱汗出者。此不可治也
(類似文：宋板傷寒論-辨脉33-)
聖8-脉29 傷寒欬而上氣。其人形損脉散者死
(類似文：宋板傷寒論-辨脉34-太平聖恵方巻八-不可治5)
聖8-日 傷寒受病日數次第病證 (go top) (目次へ)
聖8-日1 傷寒一日。足太陽受病。太陽者膀胱之經也。爲三陽之首。故先受病。其脉絡於腰脊。主於頭項。故得病一日。頭項腰脊痛也
聖8-日2 傷寒二日。足陽明受病。陽明者胃之經也。主於肌肉。其脉絡於鼻入於目。故得病二日。肉熱鼻乾。不得眠也。諸陽在表。表始受病。在皮膚之間。故可摩膏。火灸。發汗而愈也
聖8-日3 凡五臓不和。六腑不通。榮衛不行。如是之後三日乃死。何也。夫足陽明者胃之脉也。十二經之長也。其氣血盛故不通。三日其氣乃盡故死爾。其未滿三日者。可汗而已。其滿三日者。可下而已也
聖8-日4 傷寒三日。足少陽受病。少陽者膽之經也。其脉循於脇上於頸耳。故得病三日。𦙄脇熱而耳聾也。三陽經絡始相傳病。未入於臓。可汗而解也
聖8-日5 傷寒四日。足太陰受病。太陰者脾之經也。爲三陰之首。是故三日已後。陽受病訖。傳之於陰而太陰受病焉。其脉絡于脾。主於喉嗌。故得病四日。膓満而嗌乾。其病在𦙄膈。故可吐而愈也
聖8-日6 傷寒五日。足少陰受病。少陰者腎之經也。其經貫腎絡肺繋於舌。故得病五日口熱舌乾渇。而引水也。其病在膓。故可下而愈矣
聖8-日7 傷寒六日。足厥陰受病。厥陰者肝之經也。其脉循陰絡於肝。故得病六日。煩滿而陰縮也。此則陰陽倶受病。毒氣在胃。可下而愈矣
聖8-日8 七日。太陽病衰。頭痛小愈。又傷寒七日。病法當小愈。陰陽諸經傳病終故也。今七日已後病反甚者。欲爲再經病也。再經病者。經絡重受病也
聖8-日9 傷寒八日。陽明病衰。身熱小愈。又八日不解者。或是諸陰陽經絡重受於病。或因發汗吐下之後毒氣未盡。所以病證猶在也
聖8-日10 傷寒九日。少陽病衰。耳聾微聞。又傷寒九日已上。病不除者。或初一經受病。則不能相傳。或已傳三陽訖。而不能傳於陰。致停滞累日。病證不解。故日數多。而病候改變也
聖8-日11 傷寒十日。太陰病衰。膓胃如故。則思欲飲食
聖8-日12 傷寒十一日。少陰病衰。渇止不煩滿。舌乾已也
聖8-日13 傷寒十二日。厥陰病愈。嚢縱。少腹微下。毒氣皆去。病日已矣
聖8-1(太陽1) 傷寒―日太陽受病。若脉静者未傳。諸臓煩躁。欲吐。脉急數者。乃傳別臓也。宜桂枝湯
（翼60宋4）
聖8-2(太陽2) 太陽爲病。頭痛項強而惡寒。其脉浮數。宜桂枝湯。太陽中風。發熱而惡寒。宜桂枝湯
（脉7-2-23翼20・22・31宋1・2・13宋可56）
聖8-3(太陽3) 太陽病中風。脉其陽浮而弱。浮者熱自發。弱者汗自出。濇濇惡寒。翕翕發熱。鼻鳴乾嘔。宜桂枝湯
（脉7-2-24翼29宋12宋可57）
聖8-4(太陽4) 太陽病。發熱汗出。此爲榮弱衛強。故使汗出。欲去其邪。便宜服桂枝湯
（脉7-2-25翼30宋95宋可58）
聖8-5(太陽5) 太陽病。若下之。其氣必上衝。可與桂枝湯
（脉7-2-26翼33宋15宋可59・260）
聖8-6(太陽6) 太陽病。發其汗。汗出不止者。其人必惡寒小便難。四肢拘急者。宜桂枝附子湯
（脉7-3-9翼52宋20宋可88）
聖8-7(太陽7) 太陽病。若下之。其脉促𦙄中滿。宜桂枝湯
（脉7-8-41翼53宋21・22宋可227・261・262）
聖8-8(太陽8) 太陽病。外證未解。不可下也。宜服桂枝湯發其汗
（脉7-2-5・7-6-24翼40・42翼宜49宋42・44宋可37・148太平聖恵方巻八可不可篇59)
聖8-9(太陽9) 太陽病。下之不愈。其脉浮者。爲在外。汗之則愈。宜桂枝湯
（脉7-8-21翼43宋45宋可241）
聖8-10(太陽10) 太陽病。服桂枝湯。煩熱不解者。當先針刺風池風府穴。乃與桂枝湯。即愈
（脉7-2-27・7-13-2翼39翼宜99宋24宋可60・89）
聖8-11(太陽11) 太陽病。自汗出。此爲榮氣和衛氣不和。榮行脉中。衛行脉外。復發其汗。表和即愈。宜桂枝湯
（脉7-2-11翼44宋53宋可43）
聖8-12(太陽12) 太陽病。時自發熱。汗出不愈者。此衛氣不和也。當發汗即愈。宜桂枝湯
（脉7-2-12翼45宋54宋可44)
聖8-13(太陽13) 太陽病。發汗已解。半日後復煩躁。其脉浮數者。可復發其汗。宜桂枝湯
（脉7-3-13翼47宋57宋可94)
聖8-14(太陽14) 太陽與陽明合病。喘而𦙄滿。不可下也。宜麻黄湯
（脉7-2-35・7-6-20翼63翼宜45宋36宋可68・144聖可55）
聖8-15(太陽15) 太陽病。脉浮緊。無汗發熱身痛心煩。目暝増劇者必衂。衄者欲解也。宜麻黄湯
（脉7-2-19翼65宋46宋可48・51・93）
聖8-16(太陽16) 太陽病。頭痛發熱身體骨節疼痛。惡風無汗而喘者。宜麻黄湯
（脉7-2-34翼62翼宜25宋35宋可67)
聖8-17(太陽17) 太陽病。脉浮而數者可發其汗。宜麻黄湯
（脉7-2-6翼66翼宜20・21宋52宋可38・52聖可4・7）
聖8-18(太陽18) 太陽與陽明合病而自利。宜朮附湯
（脉7-2-31翼71宋32宋可64）
聖8-19(太陽19) 太陽與陽明合病而不利但嘔者。宜葛根半夏湯
（脉7-2-32翼72宋33宋可65）
聖8-20(太陽20) 太陽病。項背強。無汗而惡風者。宜麻黄湯
（脉7-2-30翼70宋31宋可63）
聖8-21(太陽21) 太陽中風。脉浮緊。發熱惡寒。身體疼痛。宜大青龍湯
（脉7-2-36翼74翼宜26宋38宋可69）
聖8-22(太陽22) 太陽病脉浮緩。其身不疼。但重。或有輕時。無少陰證者。可大青龍湯
（脉7-2-37翼75宋39宋可72）
聖8-23(太陽23) 太陽病表不解。心下有水氣。乾嘔發熱。或渇或利。少腹滿或喘者。宜小青龍湯
（脉7-2-38翼76宋40宋可73）
聖8-24(太陽24) 太陽病。發汗。汗解後其人仍發熱。心下悸。頭眩。身體瞤動。宜玄武湯
（脉7-3-23翼宜121宋82宋可105）
聖8-25(太陽25) 太陽病不解。結熱在膀胱。其人如狂。其血自下。其外不解。尚未可攻。當解其外。宜桂枝湯。外已解少腹結者。乃可攻之。宜桃人承氣湯
（脉7-2-14・7-7-24翼50・101宋106宋可46・202)
聖8-26(太陽26) 太陽病。反下之。遂利不止。汗出者。宜葛根黄連湯
（脉7-2-33翼73宋34宋可66・263）
聖8-27(太陽27) 太陽病。吐下發汗後而微煩。小便數。大便堅。可小承氣湯
（脉7-8-39翼100宋250宋可258）
聖8-28(太陽28) 太陽病。發汗。大汗出胃乾煩燥。不得眠。其人欲飲水。當稍稍飲之。令胃氣和即愈。脉浮。小便利。微熱渇者。宜五苓散
（脉7-2-46・7-3-20・7-15-1翼宜110宋71宋可102）
聖8-29(太陽29) 太陽病。發汗後。脉浮而數。復渇者。宜五苓散
（脉7-3-21翼宜124宋72宋可103）
聖8-30(太陽30) 太陽病。汗出而渇。宜五苓散。不渇。宜茯苓散
（脉7-3-22宋73宋可104）
聖8-31(太陽31) 太陽與少陰合病而自利者。宜黄芩湯。嘔者。加半夏生薑湯
（翼148宋172）
聖8-32(太陽32) 太陽病。發汗後腹脹滿者。其宜厚朴湯
（脉7-3-18翼宜125宋66宋可99）
聖8-33(太陽33) 太陽病。汗後。心下痞滿。宜瀉心湯
（脉7-8-53翼124宋156宋可277）
聖8-34(太陽34) 太陽病汗出後胃中不和。心下痞堅。乾噫臭。脇下有水氣。腹中雷鳴而利。宜半夏瀉心湯
（脉7-3-24翼125宋157宋可106）
聖8-35(太陽35) 太陽病。外未解數下之。遂夾熱而利。利不止。心下痞滿。表裏不解。宜桂枝人參湯
（脉7-8-56翼130宋163宋可280）
聖8-36(陽明1) 傷寒二日。陽明受病。陽明者胃中寒是也。宜桂枝湯
（翼153宋180）
聖8-37(陽明2) 太陽病。而發汗。汗雖出復不解。不解者轉屬陽明也。宜麻黄湯
（脉7-6-18翼158翼宜43宋48・185宋可80・142）
聖8-38(陽明3) 陽明病外證。身熱汗出而不惡寒。但惡熱。宜柴胡湯
（翼156宋182）
聖8-39(陽明4) 陽明中風。頭痛口苦。腹滿微喘。發熱惡寒。脉浮而緊。下之即小便難。宜桂枝麻黄湯
（翼163宋189）
聖8-40(陽明5) 陽明中寒不能食。小便不利。手足濈然汗出。欲作堅癓也。所以然者。胃中水穀不化故也。宜桃人承氣湯
（翼165宋191）
聖8-41(陽明6) 陽明病。能食。下之不解。其人不能食。攻其熱。必噦者。胃中虚冷也。宜半夏湯
（脉7-8-14翼168宋194宋可231）
聖8-42(陽明7) 陽明病。脉遲。發熱頭眩。小便難。此欲作穀疸。下之必腹満。宜柴胡湯
（脉7-8-15翼169宋195宋可232）
聖8-43(陽明8) 陽明病。當多汗。而反無汗。身如蟲行皮中之状。此爲久虚故也。宜朮附湯
（翼170宋196)
聖8-44(陽明9) 冬陽明病反無汗。但小便利。嘔而欬。手足厥。其頭必痛。宜建中湯
（翼171宋197）
聖8-45(陽明10) 冬陽明病。脉浮而緊。必發潮熱。其脉浮者宜黄芩湯
（翼173宋201）
聖8-46(陽明11) 陽明病。無汗。小便不利。心中熱壅。必發黄也。宜茵陳湯
（翼174宋199）
聖8-47(陽明12) 陽明病。被火灸其額上微有汗出。小便不利者。必發黄也。宜茵陳湯
（脉7-16-9翼175翼宜85宋200）
聖8-48(陽明13) 陽明病。口乾。但嗽水。不欲咽者。必鼻衄也。宜黄芩湯
（翼176宋202）
聖8-49(陽明14) 陽明病。若小便少者。津液當還入胃中故也。凡發汗太過。故令大小便難。宜茯苓湯
（脉7-3-5翼177宋203）
聖8-50(陽明15) 陽明病。當心下堅滿。不可下之。宜半夏湯
（脉7-6-41翼180聖可62宋205宋可168）
聖8-51(陽明16) 陽明病。不吐下而煩者。可與承氣湯
（脉7-7-30翼182宋207宋可209）
聖8-52(陽明17) 陽明病。其脉遲。雖汗出不惡寒。其體必重。腹滿而喘。有潮熱。可攻其裏。手足濈然汗出。爲大便已堅。宜承氣湯
（脉7-7-31翼183宋208宋可210）
聖8-53(陽明18) 陽明病。若汗出多。而微惡寒。爲外未解。無潮熱。不可與承氣湯也。若腹大便難。可與小承氣湯。和其胃氣。勿令下多
（脉7-7-31翼184宋208宋可210）
聖8-54(陽明19) 陽明病。有潮熱大便堅。可與承氣湯。若有結燥。乃可徐徐攻之。若無壅滞。不可攻之。攻之者必腹滿。不能食。欲飲水者即噦。其候發熱。必復堅脹。宜與小承氣湯
（脉7-6-39・7-14-3翼185・186宋209宋可164・211）
聖8-55(陽明20) 陽明病。其人多汗。津液外出。胃中乾燥。大便必堅。堅者則譫語。宜承氣湯
（脉7-7-29翼188宋213宋可208聖可48）
聖8-56(陽明21) 陽明病。譫語妄言。發潮熱。其脉滑疾者。宜承氣湯
（脉7-7-32翼189宋214宋可212）
聖8-57(陽明22) 陽明病。脉浮。咽乾口苦腹滿。汗出而喘。不惡寒反惡熱。心躁。譫語不得眠。胃虚客熱。舌燥。宜梔子湯
（脉7-8-36・7-16-10翼205宋221宋可256）
聖8-58(陽明23) 陽明病。若脉浮發熱。渇而欲飲水。小便不利。宜猪苓湯
（翼209宋223)
聖8-59(陽明24) 陽明病。若脉浮遲。表熱裏寒。下利水穀。宜四逆湯
（翼213宋225）
聖8-60(陽明25) 陽明病。若胃中虚冷。其人能食。飲水即噦。脉浮發熱。口鼻中燥。能食者必衂。宜黄芩湯
（脉7-14-4翼211・212宋226・227）
聖8-61(陽明26) 陽明病汗出。而多渇者。不可與猪苓湯。汗多者胃中燥也。汗少者。宜與猪苓湯。利其小便
（翼210宋224）
聖8-62(陽明27) 陽明病。因下之其外有熱。手足温者。心中煩。壅飢而不能食。頭有汗出。宜梔子湯
（脉7-8-37翼206宋228宋可282）
聖8-63(陽明28) 陽明病。發潮熱。大便溏。小便自利。𦙄脇煩満不止。宜小柴胡湯
（翼214宋229）
聖8-64(陽明29) 陽明病。脇下堅滿。大便祕而嘔。口燥。宜小柴胡湯
（翼215宋230）
聖8-65(陽明30) 陽明病中風。其脉浮大。短氣心痛。鼻乾嗜臥不得汗。一身悉黄。小便難。有潮熱而噦。耳前後腫。刺之雖小差。外若不解。宜柴胡湯
（脉7-2-40翼216宋231宋可70）
聖8-66(陽明31) 陽明病。其脉遲。汗出多而微惡寒。爲表未解。宜桂枝湯
（脉7-2-7翼217宋234宋可39）
聖8-67(陽明32) 陽明病。脉浮無汗。其人必喘。當須發汗。宜麻黄湯
（脉7-2-17翼218宋235宋可49）
聖8-68(陽明33) 陽明病發熱而汗出。此爲熱退。不能發黄也。但頭汗出。身體無汗。小便不利。渇引水漿。此爲瘀熱在裏。必發黄也。宜茵陳湯
（脉7-7-19翼220宋236宋可194聖可44）
聖8-69(陽明34) 陽明病。其人喜妄。必有稸血。爲夲有瘀熱。大便必祕。宜抵党湯
（脉7-7-20翼222宋237宋可195）
聖8-70(陽明35) 陽明病。脉實者當下。脉浮虚者當汗。下者宜承氣湯。汗者宜桂枝湯
（脉7-2-10・7-7-21翼196宋240宋可197聖可46）
聖8-71(陽明36) 陽明病。發作有時。汗不解。腹満痛。宜承氣湯
（翼202翼宜65宋254宋可182）
聖8-72(陽明37) 陽明與少陰合病而自利。脉浮者爲順也。滑而數者有宿食。宜承氣湯
（脉7-7-8・9翼204宋256宋可178）
聖8-73(陽明38) 陽明病脉浮。發熱無汗。表不解。渇欲飲水。宜白虎湯
（翼146宋170）
聖8-74(少陽1) 傷寒三日少陽受病。口苦乾燥目眩。宜柴胡湯
（翼231宋263）
聖8-75(少陽2) 少陽病。脇下堅満。乾嘔不能食飲。往來寒熱。若未吐下。其脉沈緊。可與柴胡湯
（翼234宋266）
聖8-76(少陽3) 少陽病。若已吐下發汗譫語。服柴胡湯。若不解。此欲爲狂。病隨其證而治之
（翼234宋267）
聖8-77(少陽4) 少陽中風。兩耳無所聞。目赤胷中満而煩。不可吐下。吐下則悸而驚。宜柴胡湯
（翼232宋264）
聖8-78(少陽5) 傷寒病。脉弦細。頭痛而發熱。此爲屬少陽。少陽不可發汗。則譫語。爲屬胃。胃和即愈。不和即煩而悸。宜柴胡湯
（脉7-1-28翼233宋265宋可27）
聖8-79(少陽6) 傷寒三日。無大熱。其人煩躁。此爲陽去入陰故也。宜茯苓湯
（翼236宋269）
聖8-80(太陰1) 傷寒四日。太陰受病。腹満吐食。下之益甚。時時腹痛。心𦙄堅満。若脉浮者。可發其汗。沈者宜攻其裏也。發汗者宜桂枝湯。攻裏者宜承氣湯
（脉7-6-29翼240・241聖可61宋273・276宋可50・154）
聖8-81(太陰2) 太陰中風。四肢煩疼。其脉陽微。陰澁。而長。爲欲愈也。宜青龍湯
（翼242宋274）
聖8-82(太陰3) 太陰病利。而不渇者。其臓有寒。當温之以四逆湯
（脉7-9-4翼244宋277）
聖8-83(太陰4) 傷寒脉浮。而緩手足温。是爲繋在太陰。小便不利。其人當發黄。宜茵陳湯
（翼245宋278)
聖8-84(太陰5) 太陰病不解。雖暴煩下利十餘行。而自止。所以自止者。脾家實。腐穢已去故也。宜橘皮湯 （翼245宋278）
聖8-85(太陰6) 太陰病下之後。腹満時痛。宜桂心芍藥湯。若太實腹痛者。宜承氣湯
（脉7-8-59翼246宋279宋可285）
聖8-86(少陰1) 傷寒五日。少陰受病。其脉微細。但欲寐。其人欲吐而不煩。五日自利而渇者。屬陰虚。故引水自救。小便白而利者。下焦有虚寒。不能制水。而小便白也。宜龍骨牡蠣湯
（翼248・249宋281・282）
聖8-87(少陰2) 少陰病。欬而下利譫語。是爲心臓有積熱故也。小便必難。宜猪苓湯
（脉7-1-30・7-16-11翼250宋284宋可31)
聖8-88(少陰3) 少陰病。脉細沈數。病在裏。不可發其汗。宜承氣湯
（脉7-1-1翼251翼宜1宋285宋可2）
聖8-89(少陰4) 少陰病。下利止惡寒。而踡。手足温者可治也。宜建中湯
（脉7-18-19翼254宋288）
聖8-90(少陰5) 少陰病惡寒而踡。時時自煩。不欲厚衣。宜大柴胡湯 （脉7-18-20翼255宋289）
聖8-91(少陰6) 少陰病。而一身手足盡熱。熱在膀胱。必便血也。宜黄芩湯 （翼258宋293）
聖8-92(少陰7) 少陰病。其人吐利。手足不逆及發熱者。宜葛根半夏湯 （脉7-11-3翼259翼宜92聖可64宋292）
聖8-93(少陰8) 少陰病。始得之其人發熱。脉反沈者。宜麻黄附子湯 （翼267宋301）
聖8-94(少陰9) 少陰病。身體痛。手足寒。脉沈者。宜四逆湯 （翼271宋305）
聖8-95(少陰10) 少陰病。下利便膿血者。宜桃花湯 （脉7-13-8翼272宋306）
聖8-96(少陰11) 少陰病。其人吐利。手足逆煩躁者。宜呉茱萸湯 （翼275宋309）
聖8-97(少陰12) 少陰病。下利咽痛𦙄満心煩。宜猪苓湯 （翼276宋310）
聖8-98(少陰13) 少陰病。咽痛者。宜甘草桔梗湯 （翼278宋311）
聖8-99(少陰14) 少陰病。下利。宜白通湯 （翼281宋314）
聖8-100(少陰15) 少陰病。下利服白通湯。止後厥逆。無脉煩躁者。宜白通猪苓湯。其脉暴出者死。微微續出者生 （脉7-18-21翼282宋315）
聖8-101(少陰16) 少陰病。四肢心腹痛。小便不利。或欬或嘔。此爲有水氣。宜玄武湯
（翼283宋316)
聖8-102(少陰17) 少陰病。下利水穀。裏寒外熱。手足厥逆脉微欲絶。身反惡寒。其人面赤。或腹痛或乾嘔。或咽痛。或時利止。而脉不出者。宜四逆湯 （翼284宋317）
聖8-103(少陰18) 少陰病。下利欬而嘔煩渇。不得眠臥。宜猪苓湯 （翼286宋319）
聖8-104(少陰19) 少陰病。口燥咽乾。急下之。宜承氣湯 （脉7-7-4翼287宋320宋可173）
聖8-105(少陰20) 少陰病。利清水色青者。心下必痛。口乾燥者。宜大柴胡湯
（脉7-7-6翼288宋321宋可175）
聖8-106(少陰21) 少陰病。其人腹満不大便者。急下之。宜承氣湯 （脉7-7-5翼289翼宜57聖可37宋322宋可174）
聖8-107(少陰22) 少陰病。其脉沈者。急當温之。宜四逆湯
（脉7-9-6・7-9-7・7-9-8・7-9-9翼290翼宜79・80・74・75聖可83宋323）
聖8-108(少陰23) 少陰病。其人飲食則吐。心中温温欲吐。復不能吐。手足寒。脉弦遲。此𦙄中實。不可下也。當宜吐之。宜瓜蔕散 （脉7-4-3・7-5-5・7-6-31・7-9-5翼291宋324宋可115・156）
聖8-109(少陰24) 少陰病。若膈上有寒。欲乾嘔者。不可吐。當温之。以四逆湯
（脉7-4-3・7-5-5・7-6-31・7-9-5翼291宋324宋可115・156)
聖8-110(厥陰1) 傷寒六日厥陰受病。其脉微浮爲欲愈。不浮爲未愈也。宜建中湯 （翼294宋327）
聖8-111(厥陰2) 傷寒六日。渇欲飲水者。宜猪苓湯
（脉7-15-2翼296翼宜111聖8-叙16聖可74宋329）
聖8-112(厥陰3) 傷寒六日。煩滿而嚢縮。此則毒氣在臓。可下而愈。宜小承氣湯 （病源巻7）
聖8-113(厥陰4) 傷寒六日。身體熱惡風。頸項強。脇下満。手足温。而渇。宜小柴胡湯
（脉7-2-43翼80宋99宋可76）
聖8-114(厥陰5) 傷寒六日陽脉澀陰脉弦。當腹中急痛。先與小建中湯。不差。宜大柴胡湯 (翼81宋100)
聖8-115(厥陰6) 傷寒六日。發汗吐下後。虚煩不得眠。劇者心神顛倒。宜服梔子湯 （脉7-3-4・7-8-25翼宜113・132宋76宋可83・245)
聖8-116(厥陰7) 傷寒六日。已發汗及下之。其人𦙄脇滿大膓微結小膓不利。而不嘔。但頭汗出。往來寒熱。而煩。此爲未解。宜小柴胡桂枝湯 （脉7-8-29翼88宋147宋可249）
聖8-117(厥陰8) 傷寒六日。發熱微惡寒。肢節煩疼。心下支滿。外證未去。宜柴胡桂枝湯
（脉7-2-44翼86宋146宋可77)
聖8-118(厥陰9) 傷寒六日。大下乃後。身熱不去。心中結痛。此爲欲解。宜梔子湯
（脉7-8-42宋78宋可266）
聖8-119(厥陰10) 傷寒六日。下之。𦙄滿煩驚。小便不利。譫語。―身不可轉側。宜柴胡湯 （脉7-8-49翼85宋107宋可273)
聖8-120(厥陰11) 傷寒六日。不解。結熱在裏。倶熱時時惡風。大渇舌乾煩燥。宜白虎湯 （脉7-8-33翼宜140宋168宋可252)
聖8-121(厥陰12) 傷寒六日。風濕相搏。身體疼痛。不能轉側。脉浮虚而濇。宜朮附湯 （翼150宋174)
聖8-122(厥陰13) 傷寒病六日後。至八日九日。如瘧。熱多寒少。―日再發。其脉微緩者爲欲愈。脉微而惡寒者。爲陰陽倶虚。不可復吐下也。發汗面色赤有熱者。爲欲解。宜服桂枝麻黄湯 （脉7-1-14翼54宋23宋可16・239）
聖8-兩感 辯傷寒熱病兩感證候 (go top) (目次へ)
聖8-兩感1 夫熱病者。皆傷寒之類也。或愈或死
聖8-兩感2 其死皆以六七日間。其愈皆以十日已上者何也。夫巨陽者。諸陽之屬也。其脉連於風府。故爲諸陽主氣。人之傷於寒也。故則爲病熱。熱雖甚不死。其兩感於寒而病者。必死
聖8-兩感3 夫兩傷於寒病者。―日則巨陽與少陰倶病。故頭痛。口乾煩満而渇［足太陽是膀胱之經。足少陰是腎心經也］。二日足陽明與太陰倶病。則腹滿體熱。不食譫言［足陽明胃之經。足太陰脾之經也］。三日則足少陽與足厥陰倶病。則耳聾嚢縮。水漿不入口。則不知人。六日而死矣［足少陽膽之經。足厥陰肝之經也］是爲六經陰陽表裏者也。陽爲腑主表。陰爲臓主裏。臓腑倶病。故曰兩感。三日而死者。爲一日兩經受病。故云兩感。是表裏倶病。故六日而死矣
聖8-不可治 傷寒熱病不可治形候 (go top) (目次へ)
聖8-不可治1 傷寒三部脉陰陽倶盛。大汗出不解者。不可治 （辨109:傷寒例）
聖8-不可治2 傷寒陰陽倶虚。熱不止者。不可治 （辨110:傷寒例）
聖8-不可治3 傷寒脉至乍數乍踈者。不可治 （辨111:傷寒例）
聖8-不可治4 傷寒譫言妄語。身有熱。脉浮大。手足温者生。脉沈細。手足逆冷者。不可治
（辨112:傷寒例）
聖8-不可治5 傷寒欬而上氣。其脉散者。不可治 （辨34:辨脉法）
聖8-不可治6 傷寒熱盛。脉浮大者生。沈小者不可冶 （諸病源候論巻七傷寒候）
聖8-不可治7 傷寒已得汗。脉沈小者生。浮大者不可治
聖8-不可治8 傷寒譫語。直視而喘者。不可治 （宋210）
聖8-不可治9 傷寒下利厥逆。躁不能臥者。不可治 （宋344)
聖8-不可治10 傷寒發熱不利。至厥不反者。不可治 （宋345)
聖8-不可治11 傷寒病惡寒。踡而利。手足逆者。不可治 （脉7-18-13宋295)
聖8-不可治12 傷寒五六日。脉微細沈。但欲臥。汗出不煩。時自吐利。復煩躁不得臥寐者。不可治
（脉7-18-18宋300)
聖8-不可治13 傷寒六七日喘息高者。不可治 （脉7-18-17宋299・諸病源候論巻七傷寒候）
聖8-不可治14 傷寒發汗不出。若大灌發者。不可治 （霊枢熱病・諸病源候論巻九熱病候）
聖8-不可治15 傷寒洩而腹滿甚者。不可治 （霊枢熱病・諸病源候論巻九熱病候）
聖8-不可治16 傷寒目不明熱不已者。不可治 （霊枢熱病・諸病源候論巻九熱病候）
聖8-不可治17 傷寒老人嬰兒。熱而腹滿者。不可治 （霊枢熱病・諸病源候論巻九熱病候）
聖8-不可治18 傷寒汗不出。嘔血者。不可治 （霊枢熱病・諸病源候論巻九・医心方巻十四）
聖8-不可治19 傷寒舌本爛。熱不已者。不可治 （霊枢熱病・諸病源候論巻九熱病候）
聖8-不可治20 傷寒欬血而衄。汗不出。出不至足者。不可治 （霊枢熱病・諸病源候論巻九熱病)
聖8-不可治21 傷寒髓熱者。不可治 （霊枢熱病・諸病源候論巻九熱病）
聖8-不可治22 傷寒熱而痙者。不可治 （霊枢熱病・諸病源候論巻九熱病）
聖8-不可治23 傷寒熱病腰折瘈瘲。齒噤者。不可治 （霊枢熱病・諸病源候論巻九熱病）
聖8-不可治24 傷寒下利後。脉絶。手足厥冷。脉不還者。不可治
聖8-不可治25 傷寒四逆惡寒。脉不至。其人不熱而躁者。不可治。熱病脉代者―日死
（脉7-18-16宋298病源巻七傷寒候・病源巻九熱病候）
聖8-不可治26 熱病二三日身體熱。腹痛頭痛。食飲如故。脉直而疾者。至八日不可治
(源候巻十温病)
聖8-不可治27 熱病三四日。腰已下不得汗。脉大疾者生。脉細小難得者。不可治
(病源巻十温病)
聖8-不可治28 熱病四五日。頭不熱。腹不痛而吐。脉來微細。至十二日不可治
(病源巻十温病）
聖8-不可治29 熱病七八日。其脉微。小便如黒。口乾脉代。舌焦乾黒者。不可治
(諸病源候論巻九熱病)
聖8-不可治30 熱病七八日。脉微小。病人便血。口中乾。―日半而死 （病源巻九熱病）
聖8-不可治31 熱病七八日。脉不躁不數。後三日中有汗。三日不汗者死 （病源巻九）
聖8-不可治32 熱病八九日。頭不疼。身不痛。目不赤。色不變。而反利。脉來疊疊。按不弾手時大。心下堅者。至十七日不可治
（病源巻十温病）
聖8-不可治33 熱病已得汗。而脉尚躁盛。此陰脉之極也。死
（霊枢熱病・病源巻九）
聖8-不可治34 熱病脉常盛躁。而不得汗者。此陽脉之極也。死。脉盛躁得汗者。生也
（霊枢熱病諸・病源候論巻九)
聖8-不可治35 熱病已得汗。體熱不去者。不可治 （病源巻九）
聖8-不可治36 熱病其人瀼瀼大熱。脉細小者。不可治 （病源巻七）
聖8-不可治37 熱病下痢不止。腹中痛甚者。不可治 （病源巻七）
聖8-可1(可汗1) 大法春夏宜發汗
（脉7-2-1翼宜15宋可33）
聖8-可2(可汗2) 凡發汗欲令手足周偏。汗出漐漐益佳。不欲流離。病若不解。當復發汗。汗多則無陽。虚則不得重發汗也
（脉7-2-2翼宜16宋可34）
聖8-可3(可汗3) 凡欲發汗。中病便止。不必須盡意也
（脉7-2-3翼宜17宋可35）
聖8-可4(可汗4) 太陽病。脉浮數者。宜發汗也
（脉7-2-6翼66翼宜20宋52宋可38）
聖8-可5(可汗5) 太陽病。脉浮大數者。宜發汗也
（脉7-2-8)
聖8-可6(可汗6) 陽明病。脉遲汗多而微惡寒者。外未解。宜發汗
（脉7-2-7翼217翼宜22宋234宋可39）
聖8-可7(可汗7) 陽明病。脉浮數者。宜發汗。太陽病。病常自微微汗出。更宜發汗
（翼66翼宜21宋52宋可38）
聖8-可8(可汗8) 凡脉浮而緊者。浮則爲風。緊則爲寒。宜發汗
（脉7-2-13翼68聖可52宋辨脉20宋可45・136）
聖8-可9(發汗9) 太陽病。下之微喘者。外未解也。宜發汗
（脉7-2-15翼41・69宋43宋可43）
聖8-可10(發汗10) 太陽病。發熱汗出而惡寒。宜發汗
（脉7-2-23翼31宋13宋可56）
聖8-可11(不可汗1) 凡脉沈數病在裏。不可發汗。無陽故也
（脉7-1-1・7-1-3翼宜1翼251宋285宋可2）
聖8-可12(不可汗2) 凡脉尺中遲。不可發汗。榮衛不足。血少故也
（脉7-1-2翼宜2宋50宋可3）
聖8-可13(不可汗3) 凡脉微軟弱者。不可發汗
（脉7-1-3・7-6-15翼252翼宜3聖可53宋286宋可4・139）
聖8-可14(不可汗4) 凡咽中閉塞。不可發汗
（脉7-1-9翼宜4宋可10）
聖8-可15(不可汗5) 凡腹中有動氣在左右者。不可發汗
（脉7-1-5・6宋可6・7）
聖8-可16(不可汗6) 凡有動氣在上。不可發汗。發汗則氣衝於上在心端也
（脉7-1-7宋可8）
聖8-可17(不可汗7) 凡有動氣在下者。不可發汗。則心中大煩。目眩。惡寒。飲食則吐
（脉7-1-8宋可9）
聖8-可18(不可汗8) 凡諸動脉微弱者。皆不可發汗。汗則小便難。脬中乾煩燥也
（脉7-1-10宋可11）
聖8-可19(不可汗9) 凡咽燥者。不可發汗
（脉7-1-11・7-1-15宜7宋83可13・18）
聖8-可20(不可汗10) 凡失血者。不可發汗。發汗必恍惚心亂
（脉7-1-16・18翼宜8・10宋87・88宋可19・21）
聖8-可21(不可汗11) 凡積熱在臓。不宜發汗。汗則必吐。口中爛生瘡
（脉7-1-21・23翼宜13）（宜13≒聖可21＋25)
聖8-可22(不可汗12) 凡下利水穀忌攻其表。汗出必脹滿。欬嗽。小便利者。不可攻其表。汗出即逆
（脉7-1-22・23翼331翼宜13宋364宋可24・25）
聖8-可23(可吐1) 凡服湯吐者。中病便止。不必盡劑也
（脉7-5-2翼宜32宋可118）
聖8-可24(可吐2) 大法春夏宜吐。凡病頭不強痛。寸口脉浮。胷中痞滿。上衝喉咽不得息。此爲有痰。當宜吐之
（脉7-5-1・3翼宜31・33翼132宋166宋可117・119）
聖8-可25(可吐3) 夫胷心滿實。胷中鬱鬱而痛。不能食。多涎唾。下利。其脉遲。反逆。寸口脉數。此可吐也
（脉7-5-4翼宜34宋可120）
聖8-可26(可吐4) 病者。手足冷。脉乍結在𦙄。心下而煩。飢不能食。病在𦙄中當吐之
（脉7-5-7翼322翼宜36宋355宋可123）
聖8-可27(可吐5) 傷寒𦙄滿。痰逆乾嘔。熱嗽及肺壅唾膿等。宜吐之
聖8-可28(可吐6) 夫宿食在胃管。宜吐之
（脉7-5-6翼宜37宋可122）
聖8-可29(不可吐1) 太陽病。惡寒而發熱自汗出。而反不惡寒。熱関上脉細數者。不可吐之
（脉7-4-1翼宜28宋120宋可113）
聖8-可30(不可吐2） 少陰病。其人欲食。入則吐。心中温温欲吐。復不能吐。手足寒。脉弦遲。乾嘔。此膈上有寒飲。不可吐之。當宜温也
（脉7-4-3・7-9-5翼291翼宜29聖108・109宋324宋可115・156）
聖8-可31(不可吐3) 諸四逆者。不可吐之
（脉7-4-4翼宜30宋可116）
聖8-可32(不可吐4) 諸虚羸。不可吐之
聖8-可33(不可吐5) 新産者。不可吐之
聖8-可34(不可吐6) 病者惡寒而不欲近衣。不可吐之
（脉7-4-2宋121宋可114）
聖8-可35(可下1) 大法。秋宜下。凡可湯勝圓。中病便止。不必盡之
(脉7-7-1・2翼宜52・53・54宋可170・171)
聖8-可36(可下2) 少陰病。得之口燥咽乾。宜急下之
（脉7-7-4翼287翼宜56聖104宋320宋可173）
聖8-可37(可下3) 傷寒病人腹滿不大便者。亦然
（脉7-7-5翼289翼宜57聖106宋322宋可174）
聖8-可38(可下4) 傷寒下痢。三部脉皆和。按其心下堅。宜急下之
（脉7-7-7翼宜59宋可176)
聖8-可39(可下5) 傷寒下痢。脉遲滑者實也。其痢未得便止。當更宜下之
（翼宜60宋可177）
聖8-可40(可下6) 傷寒病腹中満痛者爲寒。當宜下之
（翼202翼宜65聖71宋254宋可182）
聖8-可41(可下7) 傷寒脉數而滑者。有宿食。當下之則愈
（脉7-7-8・9翼204翼宜61聖72宋256宋可178）
聖8-可42(可下8) 傷寒六七日。目中瞳子不明。無外證。大便難。微熱者。此爲實。宜急下之
（脉7-7-11翼200翼宜67宋252宋可186）
聖8-可43(可下9) 太陽病七八日。脉微浮者。其人發狂。此下焦有熱。小腹當堅而満。小便自利。下血乃愈。於熱在裏故也。宜下之
（脉7-7-16翼139宋124宋可191）
聖8-可44(可下10) 陽明病。但頭汗出。其身無汗。小便不利。渇引水漿。此爲瘀熱在裏。身必發黄。宜急下之
（脉7-7-19翼220聖68宋236宋可194）
聖8-可45(可下11) 傷寒有熱。而其腹満者。小便反利。爲有稸血。當宜下之
(脉7-7-18翼141翼宜69宋126宋可193)
聖8-可46(可下12) 傷寒病五六日。不大便。繞臍痛。煩躁汗出者。此爲有結。汗出後則暫解。日晡則復發。脉實者。當宜下之
(脉7-2-10・7-7-21翼195・196翼宜70聖70宋239・240宋可42・197)
聖8-可47(可下13) 傷寒七八日。身黄如橘。小便不利。其腹微満者。宜下之
（脉7-7-25翼221宋260宋可203）
聖8-可48(可下14) 陽明病其人多汗。津液越出。胃中有熱。大便必堅。宜下之
(脉7-7-29翼188聖55宋213宋可208)
聖8-可49(可下15) 傷寒大下後。六七日不大便。煩熱不解。腹満如痛者。此有宿食。宜下之
(翼197宋241宋可215)
聖8-可50(可下16) 傷寒病小便不利。大便乍難乍易。時有微熱。不能臥。此胃内有結燥故也。宜下之
（脉7-7-34翼198宋242宋可214）
聖8-可51(不可下1) 傷寒脉濡而弱。陽氣不足。不可下之。下之則心下痞。津液内竭。咽燥鼻乾也
（脉7-6-1・2宋可124・125）
聖8-可52(不可下2) 傷寒脉浮而緊。浮則爲風。緊則爲寒。風則傷榮。寒則傷衛。榮衛倶病。骨節煩疼。當發其汗。而不可下也
（脉7-2-13翼68宋辨脉20聖可8宋可45・136）
聖8-可53(不可下3) 傷寒脉浮濡弱。不得發汗。無陽故也。陽亡虚盡中弱澁者。不可下
（脉7-6-15・7-1-3翼252翼宜3・41聖可13宋286宋可4・139）
聖8-可54(不可下4) 傷寒結𦙄證。其脉浮大不可下。下之即死矣
（脉7-6-19翼106翼宜44聖14宋132宋可143）
聖8-可55(不可下5) 太陽與陽明合病。喘促胷滿。不可下
（脉7-6-20・7-2-35翼63翼宜45聖14宋36宋可68・144）
聖8-可56(不可下6) 太陽與少陽合病。心下堅。頸項強而眩。不可下也
（脉7-6-21・7-13-7翼宜46・103宋171宋可145）
聖8-可57(不可下7) 夫四逆病厥者。不可下也
（脉7-6-22翼297翼宜47宋330宋可146）
聖8-可58(不可下8) 夫病欲吐者。不可下也
（脉7-6-23翼宜48宋可147）
聖8-可59(不可下9) 夫病有外證未解。不可下之。下之爲逆也
（脉7-6-24翼42翼宜49聖8宋44宋可148）
聖8-可60(不可下10) 夫病發於陽而反下之。熱入於咽。作結𦙄也
（脉7-6-25翼105宋131宋可149）
聖8-可61(不可下11) 太陰病其人腹満吐食。不可下。下之益甚
（脉7-6-29翼240・241聖80宋273・276宋可50・154）
聖8-可62(不可下12) 少陽病當心下堅満。不可下之。後利不止者死
（脉7-6-41翼180聖50宋205宋可168:他の条文は文頭が皆陽明病である)
聖8-可63(可灸1) 少陰病其人雖裏和。其病惡寒者。宜灸之
（脉7-11-2翼270翼宜91宋304）
聖8-可64(可灸2) 少陰病吐利。手足逆而發熱。脉不足者。灸其少陰
（脉7-11-3翼259翼宜92宋292聖92）
聖8-可65(可灸3) 夫吐下手足厥無脉者。當其厥陰灸之。不温反微喘者死
（脉7-11-6翼329翼宜94宋362）
聖8-可66(可灸4) 傷寒六七日。脉數。手足厥。煩躁不已。灸厥陰。不順者死
（脉7-11-7・8-23-24翼310翼宜95宋343）
聖8-可67(不可灸1) 凡微數之脉不可灸。因熱爲邪。必致煩逆。内有損骨傷筋血枯之患。脉當以汗解。反以灸之。邪無所去。因火而盛。病當必重。此爲逆治。若欲解者。當發其汗而解也
（脉7-10-1・2翼宜88・89宋116）
聖8-可68(可火1) 凡下利後。下部中痛。當温之。宜炒枳實。若熬鹽等熨之
（脉7-17-1翼宜87）
聖8-可69(不可火1) 傷寒。寸口脉浮而弱。即血氣虚。衛氣微。其脉浮。則汗出如流珠。衛氣微。榮氣虚。故脉浮汗出也。太陽病中風。以火劫其汗。風披火熱。即令血氣流泆。常有潮熱。其身發黄。陽盛即衂。陰虚即小便難。陰陽倶虚竭。身體枯燥。但頭汗出至頸而還。腹満微喘。口乾咽爛。或不大便。甚者噦。手足躁擾。循衣摸床。苦心下満。小便利者。其人可治。小便不利者不可治
（脉7-16-1・4宋辨脉4宋111）
聖8-可70(不可火2) 傷寒脉浮。而以火逼劫。汗即亡陽。必驚狂。臥起不安
(脉7-16-5翼135翼宜82宋112)
聖8-可71(不可火3) 太陽病以火蒸之。不得汗者。其人必燥結。若不結。必下清血。其脉躁者。必發黄也
（脉7-16-8翼宜84宋114）
聖8-可72(不可火4) 太陽病而熨其背。大汗必出。火氣入胃。胃中乾渇。必發荒語
（脉7-16-12宋110）
聖8-可73(可水1) 太陽病差後。胃中乾燥。不得眠睡。渇欲飲水。當稍稍飲之。即愈也。若嘔吐。熱在膈上。思水者。與五苓散。即可飲水也
（脉7-15-1・7-15-2・7-2-46・7-3-20翼宜110・112聖28宋71宋可102）
聖8-可74(可水2) 傷寒七八日大渇。欲飲水。然當與之。常令不足。勿極意也
（脉7-15-2翼296翼宜111聖111聖恵方巻八8-叙15宋辨脉102宋329)
聖8-可75(可水3) 凡傷寒病。能飲水者。爲欲愈也。若不渇而強與之。囚此成禍者。其數多矣
（脉7-15-2翼296翼宜111聖111聖8-叙16宋辨脉103）
聖8-可76(不可水1) 凡發汗後飲水。水灌之。其人必喘。水藥不得入口。入則爲逆。傷寒結𦙄無熱證者。宜與平和之藥。若以水灌之。益令熱不得出。當汗而不汗。即煩。假令汗出後。腹中痛。可服和氣止痛之藥
（脉7-14-1・7-3-3・7-3-4・7-14-6翼宜107・113・132宋75・76・141宋可82・83）
聖8-可77(不可水2) 寸口脉浮大。醫反下之。此爲大逆。浮則無血。大則爲寒。寒氣相搏。即爲腹鳴。醫不知而反飲其水。令汗大出。水得寒氣。冷必相搏。其病必甚也
（脉7-14-7宋辨脉25)
聖8-可78(不可水3) 傷寒五六日。而渇欲飲末宜與也。爲腹中熱氣。尚少不能消之便。更作病深矣。若大渇者宜與之也
聖8-可79(可温1) 太法。冬宜熱藥
（脉7-9-1翼宜71）
聖8-可80(可温2) 凡病發熱頭痛。脉浮數。身有疼痛。宜温其表
（脉7-9-2翼宜72宋92）
聖8-可81(可温3) 夫病腹満下利嘔吐。身體疼痛者。宜温其裏
（脉7-9-3翼340翼宜73宋372宋可54)
聖8-可82(可温4) 太陽病下利不渇。其臓有寒。當宜温之。
（脉7-9-4翼244翼宜77宋277)
其人飲食。入則吐。手足寒。脉弦遲。此爲中寒。不可吐下也。當宜温之
（翼宜77聖可30宋324宋可115・121・156）
聖8-可83(可温5) 少陰病其脉沈者。急當温之。下利不欲食者。當宜温之。下利脉遲緊。爲痛未止。下利脉浮大者。此皆爲虚。宜温之
（脉7-9-6・7-9-7・7-9-8・7-9-9翼290翼宜79・80・74・75聖107宋323）
聖8-可84(可温6) 凡脉浮革者自腹鳴。若渇之與水者。必噦。宜温之
（脉7-9-9翼宜75）
聖8-可85(可温7) 夫病下之後。續得下利。水穀不止。身體疼痛。急當救裏宜温之。與治中四逆附子湯。諸温藥之輩
（脉7-9-11・7-8-45翼48宋91宋可269）
聖8-諸方 傷寒三陰三陽應用湯散諸方 (go top) (目次へ)
桂枝湯方 桂枝附子湯方 桂心芍藥湯方 桂枝麻黄湯方 桂枝人參湯方
麻黄湯方 麻黄附子湯方 朮附湯方 小柴胡桂枝湯方 大柴胡湯方
小柴胡湯方 葛根湯方 葛根半夏湯方 半夏湯方 厚朴湯方 葛根黄連湯
神丹圓方 瓜蔕散方 甘遂散方 蒸汗出方 六味青散方 大青龍湯方
小青龍湯方 橘皮湯方 竹葉湯方 猪苓湯方 五苓散方 茯苓湯方
龍骨牡蠣湯方 四逆湯方 當歸四逆湯方 桃人承氣湯方 大承氣湯方
小承氣湯方 桃花湯方 呉茱萸湯方 白通湯方 大陷𦙄湯方 小陷𦙄湯方
聖8-諸方1 桂枝湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
桂枝［―兩］ 赤芍藥［―兩］ 甘草［半兩炙微赤剉］
右件藥搗篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候熱服
聖8-諸方2 桂枝附子湯方(処方一覧へ) (go top) (目次へ)
桂枝［―兩］ 附子［―兩炮裂去皮臍］ 赤芍薬［―兩］ 甘草[半兩炙微赤剉］
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候熱服
聖8-諸方3 桂枝芍藥湯方(処方一覧へ) (go top) (目次へ)
桂枝[―兩] 赤芍薬[―兩] 人參[―兩去蘆頭] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候熱服
聖8-諸方4 桂枝麻黄湯方(処方一覧へ) (go top) (目次へ)
桂枝[―兩] 麻黄[一兩去根節] 赤芍薬[―兩] 杏人[―兩湯浸去皮尖雙人麸炒微黄]
甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候熱服
聖8-諸方5 桂枝人參湯方(処方一覧へ) (go top) (目次へ)
桂枝[二兩] 人參[―兩去蘆頭] 白朮[一兩] 乾薑[一兩炮裂剉] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服三錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候温服
聖8-諸方6 麻黄湯方(処方一覧へ) (go top) (目次へ)
麻黄[二兩去根節] 桂枝[―兩] 杏人[―兩湯浸去皮尖端雙人麸炒微黄]
甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候温服
聖8-諸方7 麻黄附子湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
麻黄[二兩去根節] 附子[―兩炮裂去皮臍] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候熱服
聖8-諸方8 朮附湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
白朮[―兩] 附子[―兩炮裂去皮臍] 桂枝[―兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方9 小柴胡桂枝湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
柴胡[一兩去苗] 桂枝[一兩] 黄芩[一兩] 人參[―兩去蘆頭]
半夏[一兩湯洗七遍去滑] 赤芍藥[―兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候熱服
聖8-諸方10 大柴胡湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
柴胡[二兩去苗] 枳實[半兩麸炒微黄] 黄芩[一兩] 赤芍藥[一兩]
半夏[―兩湯洗七遍去滑]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候熱服
聖8-諸方11 小柴胡湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
柴胡[二兩去苗] 黄芩[一兩] 人參[―兩去蘆頭] 半夏[一兩湯浸七遍去滑]
甘草半兩炙微赤剉]
右件藥擣羅爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候熱服
聖8-諸方12 葛根湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
葛根[二兩剉] 麻黄[二兩去根節] 赤芍藥[一兩] 桂心[―兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候熱服
聖8-諸方13 葛根半夏湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
葛根[二兩剉] 半夏[一兩湯洗七遍去滑] 桂心[―兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
麻黄[一兩去根節] 赤芍藥[一兩]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時候熱服
聖8-諸方14 半夏湯方
半夏[一兩湯浸洗七遍去滑] 桂心[―兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服五錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方15 厚朴湯方
厚朴[二兩去麁皮塗生薑汁炙令香熟] 半夏[二兩湯洗七遍去滑]
人參[一兩去蘆頭] 甘草[一兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入薑半分煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方16 葛根黄連湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
葛根[二兩剉] 黄連[半兩去須] 黄芩[一兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方17 神丹圓方
朱砂[―兩細研水飛過] 附子[―兩半炮裂去皮臍] 川鳥頭[―兩半炮裂去皮臍]
半夏[一兩湯洗七遍去滑] 赤茯苓[―兩] 人參[一兩去蘆頭]
右件藥擣羅爲末錬蜜和圓如悟桐子大毎服以生薑湯下五圓良久喫熱粥―盞投之以得汗爲度
聖8-諸方18 瓜蔕散方
瓜蔕[―兩] 赤小豆[四兩]
右件藥擣細羅爲散毎服二錢以温水調服藥下便臥即當有吐候食頃若不吐即再服之如更不吐
即増藥服之以吐爲度吐出青黄如菜汁者爲佳若吐少病不除者次日如前法更服可至再三不令
虚也藥力過時不吐即服熱湯―盞以助藥力若服藥過多者飲冷水解之
聖8-諸方19 甘遂散方一名水導散 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
甘遂[半兩煨令微黄] 白芷[半兩]
右件藥擣細羅爲散毎服―錢以温水調服
聖8-諸方20 蒸法出汗
上以薪火焼地良久掃去火微用水洒地取蚕沙桃葉栢葉糠及麦麸等皆可用之鋪着地上令厚
二三寸布蓆臥上蓋覆以汗出爲度不得過熱當審細消息汗出周身便住良久不止後以粉粉之
勿令汗出過多也
聖8-諸方21 六味青散方
川烏頭[―兩炮裂去皮臍] 桔梗[一兩去蘆頭] 白朮[―兩] 附子[二兩炮裂去皮臍]
防風[―兩去蘆頭] 細辛[―兩]
右件藥擣細羅爲散毎服二錢以生薑湯調服服藥後食頃不汗出者飲稀粥―盞以發之暖覆
汗出漐漐可也勿令流離汗出若汗大出不止者温温粉之如未得汗者當更服之以得汗爲度
聖8-諸方22 大青龍湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
麻黄[二兩去根節] 桂心[―兩] 杏仁[―兩湯浸去皮尖雙人麸炒微黄] 石膏[一兩]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方23 小青龍湯方
麻黄[二兩去根節] 赤芍藥[―兩] 細辛[―兩] 桂心[―兩] 五味子[―兩]
乾薑[一兩炮裂剉] 半夏[一兩湯洗七遍去滑]
右件擣篩爲散毎服四錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方24 橘皮湯方
陳橘皮[―兩湯浸去白癪焙] 生薑[一兩]
右件藥細剉和勻分爲四服毎服以水―中盞煎至六分去滓不計時侯温服
聖8-諸方25 竹葉湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
竹葉[毎服入二七片細切] 石膏[二兩] 麥門冬[一兩去心]
半夏[一兩湯洗七遍去滑] 人參[一兩去蘆頭] 甘草[一兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方26 豬苓湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
豬苓[―兩去黒皮] 赤茯苓[―兩] 澤瀉[―兩] 阿膠[―兩擣碎炒令黄燥] 滑石[―兩]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方27 五苓散方
赤茯苓[―兩] 豬苓[―兩去黒皮] 白朮[―兩] 澤瀉[―兩] 桂心[―兩]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時侯熱服
聖8-諸方28 赤茯苓湯方
赤茯苓[―兩] 桂心[―兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時侯熱服
聖8-諸方29 甘草桔梗湯方
甘草[一兩炙微赤剉] 桔梗[一兩去蘆頭]
右件藥擣篩爲散毎服五錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方30 茵陳湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
茵陳[一兩] 梔子人[―兩] 川大黄[一兩剉碎微炒]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
梔子人[―兩] 甘草[一兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入鼓五十粒煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方32 瀉心湯方
川大黄[―兩剉碎微炒] 黄連[半兩去鬚]
右件藥並細剉和勻毎服半兩以水―大盞煎至五分去滓不計時候温服
聖8-諸方33 半夏瀉心湯方
半夏[二兩浸洗七遍去滑] 黄芩[―兩] 乾薑[―兩炮裂剉] 人參[一兩去蘆頭]
甘草[半兩炙微赤剉] 黄連[―兩去鬚]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方34 乾薑湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
乾薑[―兩炮裂剉] 甘草[一兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方35 黄芩湯方
黄芩[―兩] 赤芍藥[―兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方36 抵當湯方
水蛭[半兩微炒] 虻蟲[半兩微炒] 桃人[半兩湯浸去皮尖雙人麸炒微黄]
川大黄[―兩剉碎微炒]
右件藥擣篩爲散毎服三錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方37 白虎湯方
知母[二兩] 石膏[三兩] 甘草[一兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服五錢以水―大盞入粳米五十粒煎至五分去滓温服
聖8-諸方38 玄武湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
赤茯苓[一兩] 赤芍藥[一兩] 附子[―兩炮裂去皮臍] 白朮[一兩]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時侯熱服
聖8-諸方39 建中湯方
桂心[―兩] 白芍藥[―兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓入餳半兩和勻
不計時侯熱服
聖8-諸方40 龍骨牡蠣湯方
龍骨[―兩] 牡蠣[―兩焼如粉] 桂心[半兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方41 四逆湯方
附子[―兩炮裂去皮臍] 乾薑[一兩炮裂剉] 甘草[一兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入棗三枚煎至五分去滓不計時侯熱服
聖8-諸方42 當歸四逆湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
當歸[一兩] 桂心[一兩] 細辛[―兩] 白芍藥[―兩] 木通[半兩剉]
甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服五錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至六分去滓不計時侯温服
聖8-諸方43 桃人承氣湯方
桃人[半兩湯浸去皮尖雙人麸獄炒微黄] 桂心[半兩] 川大黄[―兩剉碎微炒]
朴消[―兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方44 大承氣湯方
川大黄[―兩剉碎微炒] 厚朴[半兩去麁皮塗生薑汁炙令香熟] 枳實［半兩麸炒微黄］ 川芒消［一兩］
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服以利爲度
聖8-諸方45 小承氣湯方
川大黄[―兩剉碎微炒] 川芒消[一兩] 甘草[半兩炙微赤剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方46 桃花湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
桃花石[一兩擣碎] 乾薑[半兩炮裂剉] 粳米[半合]
右件藥以水二大盞煎一大盞去滓分爲二服食前服之
聖8-諸方47 呉茱萸湯方
呉茱萸[一兩湯浸七遍焙乾微炒] 人參[二兩去蘆頭]
右件藥擣篩爲散毎服三錢以水―中盞入生薑半分棗三枚煎至五分去滓不計時侯熱服
聖8-諸方48 白通湯方
附子[―兩炮裂去皮臍] 乾薑[一兩炮裂剉]
右件藥擣篩爲散毎服四錢以水―中盞入葱白二茎煎至五分去滓不計時侯熱服
聖8-諸方49 大陷𦙄湯方
川大黄[―兩剉碎微炒] 川芒消[一兩] 甘遂[半兩煨令微黄]
右件藥擣篩爲散毎服二錢以水―中盞煎至五分去滓不計時侯温服
聖8-諸方50 小陷𦙄湯方 (処方一覧へ) (go top) (目次へ)
黄連[ 兩＊去鬚] 半夏[二兩湯洗七遍去滑] 𦸈𧁾[一枚]
右件藥並細剉毎服半兩以水一大盞入生薑半分煎至五分去滓不計時侯温服
（牧角註：＊部分：底本が兩の前部分の数字が抜けている）
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