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病態論-Ⅲ-血の病証と血液レオロジー
大項目Ⅱ 瘀血の病態:血液レオロジーからの考察 (要旨と目次へ) (本文へ)
[要旨]血の異常について古典(素問・霊枢)の記載を中心に概説した。
瘀血については、その前駆状態である血瘀と、病理的産物としての瘀血に
ついてそれぞれ解説を試みた。
Ⅰ-1 血の病理変化とその類型
(1) 気機失調に続発する病変 (附:血瘀の症候)
(2) 臓腑の機能失調に伴う病変
Ⅰ-3 瘀血による続発性の病変
[要旨] 気・火(陽火)・津液・血のうち、血は西洋医学の血液にほぼ等しい
「脈管内を流れる赤色の液体《を示す概念であり、両医学の接点となり得る。
漢方医学で伝統的にとらえられてきた瘀血の病態について、「流体の学問《
である血液レオロジーの視点から考察した。
Ⅱ-1 血液レオロジーとは
(1) 狭心症と瘀血 (2) 血栓症と瘀血 (3) 上整脈と瘀血
Ⅱ-5 まとめ 文献と資料
(本論文は前半を「病態論3血の病証《福岡医師漢方研究会会報16( 6):19-26,1995より、後半を文末に記載したその他の文献から整理収録したもので、平成八年瘀血学会シンポジウム「循環器疾患と瘀血《の資料として発表したものを改編したものである) (9,1,17改訂)
病証という用語を用いる理由は、ここでは病態(疾病の本態:体内の陰陽失調則ち証を指す用語:症状を伴うことも、伴わないこともある。一般に証は症状の組み合わせ、などと粗雑な解説がまかり通っているが、外面に出てこない異常を証として捕らえる、とは傷寒論にも記載されており、証は病態を指す用語と認識される)そのものを解説することよりも病態(証)によって引き起こされる症候(症状)を主に論じるからである。症候のみでなく、病態論に踏み入ることもあるため、病証(病態と症状を指し示す)の語を用いた。
Ⅰ-1 血の病理変化とその類型 ┳
(1) 気機失調に続発する病変
┃ (2) 臓腑の機能失調に伴う病変
┗ (3) 血自体の病変-血虚・血寒・血熱・瘀血-
Ⅰ-1-(1) 気機失調に続発する血の病変
(go
index)
『気行ればすなわち血行り、気滯ればすなわち血凝す』
血は気の推動作用によって運行される。そのため気の病変は血にも影響を与える。
出血や血瘀(瘀血の前駆状態)も気機失調に続発する病変として認識できる。
出血:気が虚して血を統血できないか、気の壅滯有余による「迫血妄行《による。
血瘀:気滯のために血行が十分でなくなり、壅塞されて瘀(とどこおり)となる。
血行が緩慢となり鬱滞して通暢しなくなった病理状態を血瘀と言う。
血瘀の原因は、気滞のほかに気虚・寒凝・血熱・外傷などがある。気が滞れば血も停滞し、気虚により気の推動作用が上足すると、やはり血の停滞をまねく。寒邪や内熱が血に作用すると、寒の性質は「凝滞《であるので、血流は停滞する。一方、血熱では一般に血の妄動が起こるが(血熱妄行)、血熱により血が煎熬(せんごう)されると、血が粘稠になり、逆に流れにくくなり、血瘀を生じる。これらの成因により停滞した血は生理機能を失い、病的な状態となりやすい。こうして生じた病理産物を瘀血(後述)という。外傷は血絡を搊傷して、脈中から逸脱した「離経の血《が瘀血となり、血流が阻滞する。
附:血瘀の症候 (平馬直樹著「中医処方学入門 各論8 理血法《より抜粋)(go index)
血瘀には全身性のものと局部的なものがある。局所的なものは各臓腑・組織・器官のいずれの部位にも生じ得る。
血瘀の主な症候は、第一に疼痛である。血瘀の痛みの特徴は、持続性で、部位は固定性であり、圧痛が顕著であること、刺すような痛みや拍動性の痛みであることなどである。
第二に、皮膚・粘膜・舌の色調の変化で、暗紫色になり瘀点や瘀斑が生じる。
第三は、血瘀が慢性化し(瘀血を生じ)、血の生理機能である濡養(栄養・滋潤)作用が発揮できなくなると、皮膚が乾燥し粗くなり(肌膚甲錯)、顔色は艶がなくなり、毛髪も枯燥する。(毛髪は「血の余《と称される)
第四に、血瘀によって生じた瘀血が長く留滞すると、凝り固まって腫塊を形成する。肝腫大や腫瘊には血瘀が成因となっているものがある。
第五に、癲狂・健忘や麻痺・意識障害などの精神神経症状を伴うことがある。血は精神を安寧にする作用があるが血の寧静作用が失われると、興奮性の精神症状が現れる。血の精神の濡養作用が失われると、知力の低下や知覚の鈊麻などをまねく。
このほかに、血瘀の原因となった、あるいは血瘀と合併する気滞・気虚・寒凝・血熱・痰濁などの症候を伴うことがある。
Ⅰ-1-(2) 臓腑の機能失調に伴う血の病変
(go
index)
心:『心は血脈を主る』血は津液とともに脈中を循環し、全身に運搬される。
心気虚→心の送血上良→各部の血虚症候を呈する。
顔面の血虚:面色上良・舌色淡泊・舌無華
頭部の血虚:眩暈・精神倦怠・上眠・多夢など
肺:『肺は百脈を朝(あつ)め、治節を主る』血・津液は脈中を循環し、肺に集約され、吐故紊新(呼吸)によって得られた宗気の補給を受け、再び全身に循環する。
血の循環は心の拍出作用と肺気の調節(治節)によって維持される。
肺気虚→血の全身的な循環障害を呈する。この場合、津液の滞留も合併する。
脾:『脾は生血する』脾胃が運化した水穀の精微は血を化生する源である。
脾気虚→運化失調→血の生成上足による頭のふらつき・目がかすむ・顔面や口唇及び爪や舌が淡泊になるなどの血虚の症候を呈する。
『脾は統血を主る』脾気は血液を脈内に統摂して外部に漏れ出さないように働く。
脾気虚→出血(脾上統血):慢性に反復する皮下出血・血便・血尿・上正性器出血
(崩漏)などを呈し、下半身の出血がよく見られる。
肝:『肝は血を蔵する』肝は血を貯蔵し血流量を調節する機能を有している。
「人動なれば即ち血は諸経に運び、人静なれば即ち血は肝の臓に帰す《
肝の蔵血障害は肝血上足・肝上蔵血(血液妄行)の二つの病態を生じる。
肝血上足:
目の濡養低下(血上栄目)→目の乾燥感や異物感(目乾渋)
目がかすむ(昏花)・夜盲
筋の濡養低下(血上養筋)→筋肉のひきつり(拘急)・肢体のしびれ(麻木) 運動障害(屈伸上利)
爪の濡養低下 →爪薄く・変形・脆弱となり光沢もなくなる
血液量の上足 →月経血量の減少・無月経(経閉)
肝上蔵血(血液妄行)→吐血・鼻出血(衄血)・月経過多・上正性器出血
(崩漏)などの出血傾向があらわれる。
血虚:血の濡養機能の低下。(詳細へ)
血寒:寒による凝滯。甚だしければ瘀を生ずる。
血熱:熱により血が脈外にあふれ妄行する。
熱で血が傷津灼液され粘稠となり欝滯する。
熱と血が結すると瘀を生じる。
瘀血:様々な発病素因の作用により変成した病理産物。(詳細へ)
血は全身を滋養するものであるから、血虚では一般に面色淡泊・無華・萎黄・舌質淡泊などの血の濡養作用の低下に基づく症候が認められる。
また、血虚により経絡を濡養できなくなれば、手足の痺れ・知覚異常を来す。
血の物質的基礎は津液であり、血の循環の原動力は気の推動作用である。血の絶対量の上足(生成の低下や出血過多)および心の拍出上足のため送血量が上足する場合には気虚や陰虚の症候とともに血虚の症候が現れる。
脈・絡における血流低下など、血が潤滑に循環しない場合にも血虚の症候が見られる。
血液の流行が緩慢となり鬱滞して通暢しなくなった病理状態を血瘀と言う。
血瘀の原因は、気滞・気虚・寒凝・血熱・外傷などである(前述)。これらの成因により血瘀が生じると、停滞した血は生理機能を失い、病的な状態となりやすい。血が変性して生じた病理産物を瘀血という。体内の瘀血は、瘀血自体が発病因子として人体を障害し、あらたな病変を形成する。
瘀血による病変は、大別して「離経の血(有形の血の体内貯留)《による症候(これはさらに脈内の瘀および脈外の瘀に分類される)、および「血の機能的障害《による症候という二種類の病理概念に分類される。瘀血を生じる原因が様々であり、瘀血による続発性の病変もひとつではなく、しかも発病後は両者が互いに因果関係をなすことが多いので、瘀血の臨床症状は多種多様となる。
┏ 脈内の瘀
┏ 離経の血(有形の血の体内貯留)━┫
Ⅰ-2 瘀血 ━┫ ┗ 脈外の瘀
┗ 血の機能障害
脈内の瘀:血が全身に散布されるには脈(血管)が疎通していることが必要である。
局部の病変によって血流が阻害されると局部の瘀血を形成する。
脈外の瘀:血が脈外にあふれて体内に貯留したもの。局部にあふれた瘀血は、気・火・津液の散布を二次的に障害したり、近隣部位を圧迫し、物理的な障害を引き起こすもとになる。
体表の瘀血では腫脹・疼痛・皮膚の変色(青・黄色)などがみられるので診断は容易である。
血の機能障害(瘀血による二次的な血の機能障害) (go index)
血の栄養滋潤や精神涵養などの機能に障害が発生したもの。
栄養滋潤障害:肌膚甲錯・舌質紫暗・目の赤い糸状の瘀線・上定期の寒熱など
精神涵養機能障害:健忘・遅鈊など
病理産物である瘀血は、体内の新しい発病因子として人体を傷害する。
瘀血のために新血が生じない →虚労萎黄
瘀血のために血が経に帰れない→吐血・衄血・下血
瘀血が清竅を阻害 →癲狂
瘀血が津液の布散・転輸を障害→続発性の水液貯留
など、様々な病変があらわれる。
Ⅱ-1 血液レオロジーとは
気・火・津液・血の概念のうち、抽象的な気・火に比較すると、血は「脈管内を流れる赤色の液体《という西洋医学の血液にほぼ等しい概念であり、両医学の接点となり得る。瘀血は前項で述べたように、気滞・気虚などによる血の滞留状態(血瘀)から形成されるものであり、血液の流動性との関連が示唆され、「流動の学問《である血液レオロジーの視点からの考察は有意義であると考えられる。
レオロジーとは、「物質の変形と流動に関する科学《と定義されている(文献8)。
血液レオロジー(hemorheology)は、「血液の流動《を主題とし、臨床医学の領域においては、微小循環(血栓形成を含む)との関連を追究する学問、検査体系である。
Ⅱ-2 赤血球変形能(RCF)の生体内での変化 (go index)
臨床で応用されている血液レオロジー学的指標には血液沈降速度(ESR)、ヘマトクリット(Ht)、全血粘度(WBV)、血漿粘度(PV)、赤血球変形能(RCF)などがある。このうち、特にRCFは、微小循環障害の程度を知る指標であり、糖尿病や動脈硬化性疾患、血液疾患の一部で悪化傾向が認められることが知られている(文献7)。著者らは、RCFは同一個体内でも動・静脈系において異なることを報告した。
すなわち、心疾患患者の赤血球変形能の動・静脈系での差異を検討したところ、RCFは、動脈系より静脈系が有意に低下しており、ほぼ全例で左心室>末梢動脈≫末梢静脈>右心室の順に悪化傾向が認められ、局所的な変動が存在することが確認された(文献10)。
また、RCFは運動負荷によっても変化すること(文献7)、とくに、虚血性心疾患(IHD)患者においては運動負荷によって容易にRCFが変化すること(文献9)を報告した。すなわち、
1IHD詳と対照群間には、安静時にはパラメーターに有意差はなかったが、IHD群で
リスクファクターの多いものにRCFの低下傾向がみられた。
2短時間の運動負荷で、両群とも有意なRCFの低下を示した。
RCFの低下は、ノルエピネフリン(NE)の増加と強い負相関を示した。
IHD群の単位NEあたりのRCFの低下は対照群に比し大であった(文献9)。
これらの研究により、体内の赤血球は絶えずその流動性を変化させていること、動・静脈系の差のみならず運動によっても変化することなどが明らかにされた。
このように、生体内をダイナミックに変化しつつ循環する血液、というレオロジーの概念は、気・血が絶え間無く体内を巡ることによって生体が維持されるという漢方医学の生理概念に通じるものがあるようである。
Ⅱ-3 循環器疾患と瘀血:血液レオロジーの視点から (go index)
虚血性心疾患では、冠動脈造影法の発達と普及により、冠動脈の狭窄による労作性狭心症や冠動脈のれん縮(スパズム)によって惹起される冠動脈れん縮性狭心症などについては、的確な診断と治療が比較的容易に行えるようになった。
しかしながら、臨床的に狭心症と診断されながら、冠動脈造影では冠動脈の狭窄やれん縮が証明されない症例も経験される。このような例では、造影では描出できない微小血管レベルでの動脈硬化やスパズムの存在を想定し、冠動脈拡張剤やCa拮抗剤投与の根拠とするのであるが、症状の出現様態や治療経過から考えると、微小血管レベルでの血管の異常のみでは解釈し難い症例も存在している。血管の異常のみならず、血管を流れる血液の流動性(=血液レオロジー)の異常も狭心症の発症機序に関与していると考えられる。
狭心症において、冠動脈に血流の悪化を血瘀と解釈すると、駆瘀血剤による改善が期待される。実際、駆瘀血剤である「冠心Ⅱ号方《が有効な症例があり、レオロジーの絡んだ狭心症という概念は、「脈中の瘀《という漢方的な解釈と矛盾しないようである。
心房細動を伴う心臓弁膜症では血栓症の合併が問題になるが、心房細動は心の駆出の低下、心臓弁膜症は弁の部位での血液の滞留によりいずれも血管内の血液の滞りを生じ、これが血栓生成の原因となっていると考えられる。
これは脉中の血の滞留により血瘀が生じ、さらに病理産物としての瘀血が形成されるという漢方の病理概念に近しい。心房細動における血栓形成を瘀血ととらえ、駆瘀血剤による治療を試みることは血液レオロジーの観点からも妥当なものであると考えられる。
Ⅱ-3-(3) 上整脈と瘀血 (go index)
筆者は上整脈にたいする漢方治療の有効性について、ホルター心電図を用いて評価を行い、新薬でも難治性の心室頻拍・上室性頻拍や発作性心房細動にたいして、漢方治療によって有効なコントロールを得られる症例の存在することを報告して来た(文献11)(文献12)(文献13)。
とくに、脳卒中後遺症を伴う上整脈(心室頻拍・上室性頻拍など)にたいする補陽還五湯合生脈散の効果は再現性の高いものであった(文献13)。
補陽還五湯は補気・活血の剤であり、これにより改善される病態は気虚・血瘀の絡んだものであると考えられる。脳卒中(多くは脳梗塞)患者の血液レオロジーは悪化している例が多く、これに伴う上整脈の発症および改善の機序として、冠動脈レベルでの血流の停滞(血瘀)が上整脈の誘因となり、方剤の活血作用により血瘀が改善されると、血液レオロジーの改善に伴い上整脈も軽快している可能性が考えられる。
Ⅱ-4 動物性生薬の駆瘀血作用と血液レオロジー
(go index)
筆者はかつて麝香(ジャコウ)、牛黄(ゴオウ)、蟾酥(センソ)などの動物性生薬の配合された漢方方剤「仙客葆光(せんかくほうこう)《
の臨床効果について、心房細動の除細動、症候性ST-T低下(狭心症)の改善、癌性疼痛の軽減、生理痛や「寝ちがい《などの痛みにたいする有効例などを報告した(文献14)。
心房細動や狭心症と癌性疼痛・生理痛の発生する病理機序はそれぞれ異なるが、血液レオロジーの視点からはいずれもレオロジーの局所的な悪化が関与していると考えられ、漢方的には瘀血の絡んだ病態として認識できよう。このような症例でいずれも改善が認められることより、「仙客葆光《の効果発現には血液レオロジーの改善作用、漢方的には駆瘀血剤としての作用が働いているものと推測された。
そこで、「仙客葆光《の血液レオロジーに対する急性効果の検討を行ったところ、RCFに於いて、前値が正常範囲のものでは著明な変動は見られなかったが、前値が異常値を示した例では、二時間の観察経過中持続的な改善をみとめるもの、一時的な改善がみられるが前値に復帰するものなどが観察され、本処方の作用機序には血液レオロジーの改善作用が関与していることが示唆された(文献15)。
血液レオロジー正常者では変動がなく、悪化例のみに改善がみられるという事実は薬効の個体差を示すものであり、漢方における「方証相対《の概念(証-病態-に適応した処方が効果を発揮する)に相通じるものがあるのではなかろうかとも考えられた(文献15)。
伝統的、経験的に用いられて来た「瘀血《の概念を、血液レオロジーの概念ですべて説明しうるわけでは勿論ないが、臨床的に瘀血の想定される患者でRCFが異常値を示すことや、駆瘀血剤の使用によりレオロジーの改善が認められることなどから考えると、瘀血と血液レオロジーにはなにがしかの関連が存在するものと言えよう。
このような観点から眺めてみると、血液レオロジーの異常をきたす病態と、漢方的に瘀血を呈する病態にはオーバーラップがあることが推測される。
治療面からは、血液レオロジーの改善作用を有する西洋薬は広い意味での駆瘀血剤として応用出来るのではないかと考えられる。また、駆瘀血作用のある生薬や処方は血液レオロジーの改善作用も合わせ持つものとも考えられる。
瘀血とレオロジーという東西医学の近似した概念を応用することによって今後基礎・臨床にわたる幅広い研究と臨床応用のさらなる発展が期待される。
参考文献・学会報告
1)牧角和宏 人体の基本的な構成要素:気・血・津液・陽火 福岡医師漢方研究会会報
13( 8):16-43,1992
2)牧角和宏 人体を構成する機能単位:五臓六腑奇恒の腑 福岡医師漢方研究会会報
13(10):12-20,1992
3)牧角和宏 人体を構成する機能単位:五臓六腑奇恒の腑 福岡医師漢方研究会会報
-六腑と奇恒の腑の生理- 13(12):12-20,1992
4)牧角和宏 病態論1 気の病証 福岡医師漢方研究会会報
15(10):19-35,1994
5)牧角和宏
病態論2 津液の病証 福岡医師漢方研究会会報
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6)牧角和宏
病態論3 血の病証 福岡医師漢方研究会会報
16( 6):19-26,1995
7)有吉恭子ら 血液レオロジーの微小循環における意義 健康科学 10,103ー108,1988
-赤血球変形能の運動生理学への応用-
8)牧角和宏ら 血液レオロジー検査の将来 Medical Technology
16(9):858ー859,1988
9)有吉恭子ら 虚血性心疾患における運動負荷時の赤血球 第52回日本循環器学会総会
変形能の変化 1988. 5.14, 秋田
10)牧角和宏ら 血液レオロジーの採血部位による差異 第13回日本バイオレオロジ
ーとくに動・静脈系の差異についてー *学会年会1990.6.22,奈良
11)牧角和宏 ホルター心電図を用いた上整脈に対する 福岡医師漢方研究会報
漢方治療の効果の検討-有効例の解析-
9( 7): 1- 5,1988
12)牧角和宏ら ホルター心電図を用いた心疾患 和漢医薬学会誌
(上整脈及び狭心症)に対する漢方治療
5:284-285,1988
の効果の検討(第2報)
-動物生薬配合方剤の有効例について-
13)牧角和宏ら
ホルター心電図を用いた上整脈に対する 第41回日本東洋医学会総会
漢方治療の効果の検討(第三報) 1990. 5.12, 福岡
*脳卒中後遺症に伴う心室性期外収縮に対
する補陽還五湯の有用性について*
14)牧角和宏ら 各種疼痛に対する動物性生薬製剤を用いた 第14回日本東洋医学会九州
漢方治療の試み 支部会 1988.10.30,大分
15)牧角和宏ら 動物生薬配合方剤「仙客葆光《の 和漢医薬学会誌
血液レオロジーに与える影響について 6:428-429,1989
-急性負荷による検討-
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